アオリイカ

2021年7月11日。
親(春)アオリイカを狙って大蔵海岸へエギング釣行しました。

前回1.5kgの親(春)アオリイカをあげた後、少々、いやかなり悔しい思いなどもしての出撃です。

さてどうなることやら。(^^)

本日の潮汐表・水温・天気・釣行時間

潮汐表

※『大阪湾海上交通センター』より
  • 潮 ・・・新月の大潮4日目
  • 水温・・・22.2度
  • 天気・・・くもり
  • 風 ・・・北西の風少々
  • 時間・・・1時30分~6時30分

少し長い前置き

眠れなかった。

不眠症になったのではない。
悔しくて眠れなかったのだ。

最初のバラシはエギをフルキャストした先でのこと。

着底後、エギを軽く3回しゃくってフォールさせていたときに、明らかにエギの沈む重さ以上の重みがロッドを通じて伝わってきた。

思い切りアワセを入れる。
ギギ~ッというドラグの音が響き、ズッシリとした重みを感じた次の瞬間、その重みがフッと消えてしまった。

2回目のバラシは足元近くまでエギを引いてきていたときのこと。
ここであまり沈めすぎると根掛かりする。

根掛かりしない(であろうと思う)ギリギリまでエギを沈め、軽くしゃくろうとしたところロッドが動かない。
沈め過ぎて根掛かりしたようだ。

いきなり力任せにエギを引っ張ると根掛かりがひどくなるので、スラックジャークの要領でパンパンッとラインをはじくようにしてエギを小刻みに動かして根掛かりを外す。

5~6回ジャークを繰り返したところでフッとラインテンションがゆるんだ。

良かった、エギを失くさずに済んだ。
そう思いながらリールを巻いてエギを回収する。

と、上がってきたエギを見るとカンナに何かが付いているようだ。
根掛かりしていたのだから海藻の切れ端だろうと思ったが、海藻とは違って白い色をしている。

ま、まさか、、、

アオリイカのゲソ

カンナに付いていたのはアオリイカのゲソだった。

しゃくったロッドがまるで動かなかったのだから、結構な大きさのアオリイカだったのだろう。
そんな大物を掛けながらわざわざ自分の手でバラシてあげたのだ・・・。

3回目のバラシもやはり足元近く。
エギをフォールさせている時にプルンッというラインがはじかれるような感触があった。

イカパンチか!?
と思うよりも早く右手がロッドを頭上高くかかげていた。

すぐに浮いてきたイカが海面でプシューと逆噴射をした瞬間にプンッという感触とともにロッドティップが跳ね上がった。

・・・・・・。

一晩に親アオリイカのアタリを3回も捉えるという本来なら夢のような体験が、そのすべてをバラシてしまうという、夢ならぬ悪夢の体験へと変わってしまったのだ。

7月7日のことだった。

次男はわずか3投で・・・

2日後の7月9日。
まだ親アオリイカを釣ったことのない次男を連れて大蔵へリベンジに出かけた。

そこで次男はわずか3投目で親アオリイカを釣り上げた。

アオリイカ

かわいいサイズだが親アオリイカには違いない。

アオリイカ

メスのアオリイカだ。

アオリイカ

エギの重さを引いて555gのアオリイカだった。

初めて親アオリイカを釣って大喜びの次男とともにその後1時間ほどエギを投げたが、この日釣れたのはこの1杯だけだった。

そしてリベンジに燃える7月11日へ

前置きがやたらと長くなったが、こうして悔しさのあまり眠れない夜を過ごし、リベンジに燃えて大蔵へと出撃したのが7月11日、午前1時30分というわけだ。

すぐにタックルを準備し、最初に結んだエギはヤマシタ エギ王K 3.5号 カクテルオレンジカラー
赤テープをベースに背中にオレンジとピンクを組み合わせたローライト時に強いカラーだ。

こいつを投げて、しゃくって、フォールさせて、を繰り返すうちに、あっという間に1時間が過ぎた。

ここで少しだけポイントを移動。
フレッシュな気分でエギをフルキャストする。

着底後、ゆる~いしゃくりを3回。
リールのラインローラーから伸びるラインに左手の中指と薬指を軽く引っ掛けて、全神経を指に集中させてアタリにそなえる。

エギがフォールしていくにつれてゆっくりと張っていっていたラインが、エギの重さ以上の重さを伴って左手の中指と薬指をグゥ~っと引っ張った。

思い切りロッドをあおってアワセを入れる。
ドラグが鳴り、アオリイカ特有のグィ~ン、グィ~ンという引きが伝わってきた。

よっしゃ!
思わず独り言が出る。

バレるなよ!
先日のことがあるだけに、やった~!という気持ち半分、不安な気持ち半分。

アオリイカの引きを楽しみつつも、冷や冷やしながらやり取りをしていると、意外と早くイカは海面に浮いた。

慎重に足元まで寄せ、タモを下ろした。

アオリイカ

抵抗が少なかっただけあってかわいいサイズだ。

アオリイカ

計測すると胴長23cm。

アオリイカ

エギの重さを引くと530gだ。
先日の次男が釣った親アオリよりも25gほど小さい。

時刻を見ると2時40分。
さあ、これからだ!とエギをしゃくったが、その後はアタリはなかった。

先日サイトで釣った1.5kgの春アオリイカの3分の1ほどと大きさに不満は残るが、とりあえず親アオリイカが1杯釣れたことに満足して大蔵を後にしたのでした。(^^)

本日のエギングタックル

ロッド

ダイワ エメラルダス MX 86ML

リール

ダイワ 14エメラルダス MX 2508PE-H

ライン

ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ 0.5号

リーダー

ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号

ヒットエギ

ヤマシタ エギ王K 3.5号 カクテルオレンジカラー

「カクテルオレンジ」の他に「軍艦グリーン」、「パープルシャドウ」なども夜に強いカラーとして絶対に持っていたいカラーだと思う。

日が昇ってからは「ムラムラチェリー」他のケイムラカラーが威力を発揮しそう。

本日の料理/アオリイカの鉄板焼き

アオリイカの鉄板焼き

※イメージ画像です。

最近は食い気が先走ってしまい、写真を撮るのを忘れてばかりで申し訳ありません。m(_ _)m

今回のアオリイカは鉄板焼きの具材として使いました。

焼いてみて感じたのは、焼き過ぎると硬くなるということ。
半生ぐらいが柔らかくて美味しくいただけました。

今度はアオリイカの黄金焼きに挑戦してみようかなと思っています。(^^)