2021年2月3日。
先日のメバル6匹の釣果に気を良くして、二匹目のドジョウならぬ二匹目のメバルを狙いに大蔵海岸に釣行しました。

ネットで風の状況をチェックすると10メートル近い強風…。

まあ風裏に入ればなんとかなるか!
と大甘の判断のもと大蔵行きを決行しましたが、さてどうなることやら。^^

本日の潮汐表・水温・天気・釣行時間

※『大阪湾海上交通センター』より
  • 潮 ・・・小潮1日目
  • 水温・・・9.8度
  • 天気・・・晴れ
  • 風 ・・・西北西の風強し
  • 時間・・・5時~6時

「メバルは凪を釣れ」の格言は正しかった・・・

風が強い。

「メバル凪」には程遠い天気だ。

ネットでチェックしていたので予想はしていたが、この風をまともに受けてはライトゲームはとても成立しない。
少しでも風をよけられるポイントに入った。

時間は5時。

メバル釣りに限ったことではないと思うが、先日の釣行では朝マズメに時合いが訪れたので、今日はゆっくり目の現地着だ。

ただし先日は朝マズメに潮の動き出しが重なったが、今日はずっと下げの潮が続く。
まあ潮が動かないよりは良いだろう。

とりあえずジグヘッドはJAZZ 尺ヘッド DX mini Dタイプ 2g、ワームはダイワ 月下美人 ダートビーム 1.3inch パールホワイトカラーと、先日釣れたのとまったく同じタックルで釣り始める。

普段は1.5gのジグヘッドを使うところを、先日は少しでも遠くのポイントを探るために2gのジグヘッドにしたが、今日は風対策のためだ。

ルアーをキャスト。

ボトムまでカウントダウンしてロッドアクションを加えるが、キャストした方向とはズレたところでジグヘッドの重みを感じる。
キャストした仕掛けが風で流されているようだ。

チョンチョンとロッドティップを小刻みに動かし、ワームをダートさせながらルアーを引いてくる。

しかし、「何をやっているのか分からない」とまではいかないが、ラインが風をはらんであまり操作しやすい状況とは言えない。

2gのジグヘッドでも軽すぎるようだ。

しばらくワインドを続けたがアタリがないのでここでルアーチェンジ。
強風対策にと持ってきた爆釣ジグ 5g キャンディカラーを結ぶ。

ルアーをフルキャストしてボトムをとり、ポンポンポンッとワンピッチで軽く跳ね上げてはフォールさせる。
遠投性能を活かして広く探るがジグにも魚の反応はない。

ここで足元の海をヘッドライトで照らして見てみると、打ち寄せる波のせいでかなり濁りが入っている感じだ。

う~ん、こんな濁りの中だと早い動きよりもゆっくりワームを見せた方が良いんだろうか?

そう考えてまたルアーチェンジ。
JAZZ 尺ヘッド DX mini Rタイプ 1.5gダイワ 月下美人 ビビビーム 玉露クリアカラーを結ぶ。

やはり風に負けないようにと、ジグヘッドは先日の1.2gよりも少し重めにした。

こいつをキャストし、最初は着水後すぐに巻き始める。
何回か繰り返した後、こんどは着水後5カウントで巻く。

最後にボトムまでフォールさせてルアーを引いてみるが、フォールにもリトリーブにも反応はない。

ここで最初の仕掛けに戻し、またワインドを試してみることにした。
朝マズメの時間にワインドで反応がなければ諦めるしかない。

ワームをフルキャストしてボトムまで沈める。
チョンチョン、チョンチョンチョンとアクションを加えながらルアーを引いてくる。

フルキャスト。
ボトムからワームをダートさせる。

チョンチョン、チョンチョンチョン、チョンチョンの後のチョンでグンと魚の重みが乗った。

「おった!」

思わず独り言が出る。

パラさないように慎重に引き寄せて波止に抜き上げた。

「うれしい~~!」

また独り言が出る。

指先が凍えてピントが合っていない…。

計測すると18cm。

大きくはないが嬉しい魚だ。

この後しばらくワインドを続けたが、寒さで指先が痛くなり、体はブルブルと震え出した。

体力の限界、、気力の限界、、、。(←千代の富士引退会見風^^;)

1匹だけだったが強風の中釣れてくれた魚に感謝し、今日の釣りを切り上げることにした。

色々な意味で「メバルは凪を釣れ」という格言はやはり正しいのだと実感しながら家路を急いだひでなのでした。^^

本日のタックル/メバリング仕掛け

ロッド

シマノ ソアレBB S706ULT

リール

ダイワ セルテート 2004H

ライン

YGK よつあみ G-soul X4 UPGRADE 0.3号

リーダー

YGK よつあみ FC Disk 300 1.5号

ヒットルアー

ジグヘッド:JAZZ 尺ヘッド DX mini Dタイプ
ワーム:ダイワ 月下美人 ダートビーム 1.3inch パールホワイトカラー

本日の料理/メバルの刺身

18cmしかないメバルを刺身にしました。

小物しか釣れなかった頃に磨いた熟練の技で(?)、どんな小さなお魚さんでも刺身にする自信があります!^^;

家族4人で食べると一人一切れ半。

でも優しいぼくは自分の分は家族に譲り、おかげで残りの家族3人は一人二切れずつの新鮮なメバルの刺身をいただくことができました。

めでたし、めでたし。^^;;