最近、ダイワのスーパーフレッシュアングラーに応募しようかどうしようかと悩んでいる、明石のスーパーオールドアングラー・ひでです。(^^;

もう、〇十歳若かったらなぁ・・・。

なんていうバカな話は置いておいて、今日の本題は大蔵でのライトエギング(&チヌのトップゲーム)です。(^^)

潮汐表

※『大阪湾海上交通センター』より

潮 ・・・大潮の後の中潮1日目
水温・・・25.8度
天気・・・くもり
風 ・・・おだやか
時間・・・5時~7時半

このところ仕事が忙しくてほとんど釣りに行けてなかったが、昨日、このブログにコメントをくださっている中村さんから連絡があり、昨日・今日と大蔵でご一緒した次第。

昨日はチヌの活性が高く、大雨の後でゴミがたくさん浮いている中、ゴミをかわしながらひたすらトップで攻めた中村さんが、5バイト、4ヒット、2キャッチという素晴らしい釣果だった。

1匹目は40cmを少し切るくらいのサイズ。

チヌ

2匹目は40前半くらいだった。

チヌ

トップへの反応が良い明らかに小魚を意識しているチヌだが、その割には2匹ともお腹がペチャンコ。

まあ水面を見ていてもほとんどイワシなどが見当たらないので、意識はしていてもあまり小魚を食べることはできていないようだ。

(ぼくの釣果?また後日釣ります…)

で、今日も中村さんと待ち合わせての大蔵釣行。

中村さんは今日も引き続きトップでチヌ・青物・シーバス狙いだが、ぼくは昨日足元で見えていたアオリイカの新子と遊んでみることにした。

現地着はぼくの方が少し早かった。

中村さんが後から来て挨拶をしていると、ぼくをはさんで反対側に人の気配。振り向くと見慣れた顔がそこにあった。

「こばさん、久しぶり!」

「おはようございます」

こばさんとはまだ寒い頃に、たまたま夜の大蔵でライトゲームで顔を合わせて以来だ。

さっそく中村さんにこばさんを紹介し、各自釣り開始となった。

こばさんもトップで出る魚を狙うようなので、昨日の状況を説明しておいた。

2人に挟まれてぼくは2号のエギを投げる。最初はヤマシタ エギ王Q LIVE2号 BLCFO(ライムチャートオレンジベリー×夜光)カラーから。

軽くチョイ投げしてカウントダウンし、底からパンパンパンっとシャクリあげる。エギが見えるところまでシャクリ上げてまたフォール。

海の中がまだはっきり見える明るさではないせいもあるが、エギを追いかけてくるイカの姿は確認できない。

足元まで来たエギをピックアップして投げ返す。じっくり沈めてからエギが視認できるところまでシャクリあげる。そのままフォールに移ったエギが、一瞬スッと後ろに引き戻されて、次の瞬間また沈みだした。

やはりイカの姿は見えなかったが、今のエギの動きは明らかにイカが後ろから抱いて引っ張り、違和感を感じてすぐに離したという動きだ。

フォールしていくエギをパンパンパンっと3回、強めにジャークし、その場でピタッと止める。

エギが左の方へ引っ張られた。

ロッドを右の方へ引きながらスウィープにアワセを入れると、かすかな重量感。すぐに水面を割ったエギを見ると、イカが付いている。

ケンサキイカ

写真では分かりにくいが、釣れたのはエギと変わらない、いや、エギよりも小さな豆ケンサキイカだった。

でも今年の初イカ。とっても嬉しい。(^^)

すぐにエギを投げ返してシャクッていると、

「あっ、出た!」

という声。

こばさんだ。

海を見ると、ルアーのそばにかなり大きな波紋が出ている。が、魚は乗らなかったようだ。

やっぱりチヌはいる。

そうこうしているとまた、

「出た!」

という声。今度は中村さんだ。

乗らない。

そのままルアーを引き続ける。

魚はさらに2回、水面を割って追い食いしてきた。

が、やはりハリ掛かりしなかった。

中村さんはすぐにルアーを投げ返す。

ぼくもエギを投げ返していると、今度は、

「ひでさん、きました!」

という声が聞こえた。

見ると中村さんのロッドが気持ちよく弧を描いていた。ロッドの動きを見ていると竿先を叩いているのが分かる。

チヌだ。

タモを持って駆けつける。

水面下まで浮いてきても何度か突っ込み、水面まで浮いても激しくヒラを打って抵抗するチヌをいなしながら、無事タモ入れ成功となった。

チヌ

40前半くらいか。やはりお腹がペチャンコで、大蔵でトップに出る本来のチヌのコンディションではない。

中村さんは写真を撮ってチヌをリリース。ぼくはエギを投げ返す。

この頃からエギを追いかけてくるアオリイカの新子の姿も確認できるようになってきた。

水面近くまでエギを跳ね上げてピタッと止める。ビュ~ン!とイカが飛んでくるが、エギの5cm手前で急ブレーキがかかる。

「抱けへんのか~い!」

思わず突っ込みを入れてしまう。

ここでエギをRWKM(ラメ ホワイト ケイムラ)カラーにチェンジ。ケイムラ効果なのかどうか分からないが、少しイカの反応が良くなったようだ。

エギの手前で急ブレーキがかかるのは同じだが、離れていかない。そのままじっとエギを見つめ、抱きつこうかどうしようかと悩んでいる(んじゃないかと思う)。

エギを投げ返し、一気に水面までシャクリあげる。

ビュ~ン、ピタっ!

すぐさまラインテンションを抜いてエギをフォールさせる。

イカが追いかけてくる。

パンパンっとエギを跳ね上げる。

「もう、辛抱たまらん!」

そうイカが言ったかどうかは分からないが、何匹かいた中の1匹がエギに抱き着いた。

カンナの少し上を抱いていたので、しばらく待ってカンナの部分が足で隠れたのを確認してからアワセを入れた。

アオリイカの新子

今度はアオリイカの新子だったが、これまたエギと変わらないような
サイズ。

でもこれまた今年初のアオリイカ。めっちゃ嬉しい。(^^)

「ちょっとサイズ計ってみましょか」

こばさんがメジャーを持ってきて、計らんでもええのに長さを計り、

「胴長5cmですね」

小バカにしたように言う。

バカにされようが何だろうが、うれしいものはうれしい!!(^^;

1杯釣れたので、カラーを変えてエギを投げ返す。今度はNAJK(ナチュラル アジ/金テープ)カラーだ。

朝マズメということもあってか、やはりエギへの反応がすこぶる良くなってきた感じがする。

ちょっと沖目に投げ入れて、しっかり沈めてから一気に水面までエギをシャクリあげる。

ピタッと止めたエギの後ろからス~っとやってきたイカが、今度は一発で抱きついた。

アオリイカ

同じようなサイズ。こばさんにメジャーを当てられないうちに、サッサとリリースする。

次の1杯はさらに小さかった。

アオリイカ

胴にカンナが掛って上がってきたが、これはイカが下からエギに抱きつき、アワセた時にイカが小さすぎて足が外れてしまい、胴の部分にカンナが掛ったのではないかと思う。

最後にもう1杯追加。

写真では同じようにしか見えないが、明らかに今日一のサイズアップ!(^^;

またこばさんがやってきてメジャーを当てる。

「胴長8cmです」

8cmだろうが7cmだろうが今日一!サイズアップじゃ!!(^^;;

こばさんはここでタイムアップ。足元にいっぱいあったゴミを拾い集め、柵に括り付けられてあるゴミ袋に入れてから帰路に着いた。

大蔵の常連さんの中にも、毎日釣りをしながらゴミ拾いをしている方が何人かいらっしゃるが、若いのにこばさんには感心である。

(イカの胴長は計らなくてもいいが…)

で、ぼくもしばらくしてタイムアップ。

中村さんはもう少し残られたが、ぼくは今年初のイカを釣ることができて満足。帰路に着いたのでした。(^^)

 

使用タックル

ロッド
シマノ ソアレ BB S706ULT

リール
ダイワ セルテート 2004H

ライン
YGK よつあみ G-soul X4 UPGRADE 0.3号

リーダー
YGK よつあみ FC Disk 300 1.5号

エギ
ヤマシタ エギ王Qライブ 2号