2016年8月23日。
どうも青物が遅れているようなのですが、そろそろどうかという期待を込めてがまかつ チータRにシマノ 13ステラSWという青物対応タックルを携えて大蔵海岸トップゲームに出かけました。

はたして青物の顔を見ることはできるのでしょうか?(^^)

 

潮流表

※『大阪湾海上交通センター』より

潮 ・・・大潮の後の中潮4日目
水温・・・26.1度
天気・・・晴れ
風 ・・・北の風少々
時間・・・4時半~7時半

 

大蔵に着くと2時ごろからケンサキをやっていたという方がいた。状況を聞くと2時間で7杯だとのこと。型は少しマシなのが混じったらしい。

その方の言うには、これからケンサキはどんどん西の方に流れて行って、広島の辺りで少しずつ本格化していくのだとか。

最近は新波止や二見辺りでケンサキがよく釣れているとのことだが、これもケンサキが西へと流れている証拠なのだろうか。

いずれにせよ大蔵のケンサキの数が減っているのは確かなようだ。

そんなことを話しながらタックルハウスK2F 122 黒金カラーからスタート。ルアーを引いていると何かがコツコツと当たる。

ケンサキをやっていた方が、エギを投げているとイワシが当たってイカのアタリと紛らわしいと言っていたが、どうやらすでに大量のイワシが湧いているようだ。

これは期待できそうだと思いながらルアーを引いているうちに夜が明けてきた。ここでルアーをマングローブスタジオマヒボックス 攻撃ピンク/腹グローカラーに。

思いっきり遠投してゆっくりとポッピングしてくる。

と、先日チヌを釣ったのと同じような場所で、これまた同じような遠慮がちなボイルが見えた。

気を付けてみているとまた同じところでボイル。すぐにマヒボックスをそちらに投げる。

おそらくチヌのものだと思われるボイルに、マヒボックスを軽めにポッピングさせてくる。

そろそろボイルが出た辺り。

と、バシュンっという音ともに小さな水柱が立ち、手元にアタリが伝わった。

ロッドを立てると、頭を振り底へ潜ろうとする重々しい引き。慌てずじっくりロッドでためながらリールを巻くと魚はすぐに浮いてきた。

水面まで浮いて反転を繰り返す姿はやはりチヌ。

やっばり。

そう思っていると、フッとテンションが無くなってしまった。

マヒボックスはチヌが喰うにはボリュームがあり、ハリも大きすぎるように思う。おそらく外掛かりしていたハリが外れたのだろう。

マヒボックスを投げ返す。

この頃から単発ながらシーバスらしいボイルも出るようになってきた。ゆっくりと大きなストロークでマヒボックスをポッピングさせる。

と、また先ほどと同じ辺りでおそらくチヌだと思われる同じようなボイル。すぐにマヒボックスを投げる。

軽く、小さくポッピング。

パチュンっ!

遠慮がちな水柱。

手元にアタリが伝わってくる。

ロッドを立てるとやはり頭を振る重々しい引き。が、チータRとステラSWではさすがに魚に分が悪すぎる。すぐに水面まで浮いてきたのはやはりチヌだ。

今度はバラさないように取り込まないと。

が、見るとテールフックが1本、口の横にかかっているだけ。ラインテンションを抜かないように慎重にやり取りする。

水面で反転を繰り返すチヌを冷や冷やしながら寄せてきて、なんとかタモ入れに成功した。

チヌ

テールフック1本が口の下の首の部分の柔らかい場所に外掛かりしていた。

計測すると45cm。

チヌ

相変わらずヒレピンで厚みのあるきれいなマチヌだ。

ここで先日来の問題が頭に浮かんだ。食うべきか食わざるべきか…。(^^;

東京湾では高級魚扱いのチヌ。だが、トラウマとなっているあの不味さ…。どうするべきか…。

そんなことを考えている目の端に魚のボイルが目に入って我に返った。サッサとリリースして次の魚に集中だ!!(^^;;

チヌをタモに戻し、海面までおろして丁寧にリリース。ここでルアーをマリアローデッド 140F オレンジホロカラーにチェンジ。

青物に期待してフルキャスト。ロングジャーク、ショートジャークを織り交ぜながら引いてくる。

そうこうしているうちにもあっちこっちでシーバスらしい単発のボイルが出る。

ちょうどルアーを回収し終えた時に真正面でボイルが出た。すぐにローデッドを投げる。

ボイルが出た場所にドンピシャで入ったルアーをショートジャーク。

1回、2回、3回、で海面が爆発した!

良し!

思わず声が出る。

が、アワセを入れた瞬間、ルアーがすっぽ抜けてしまった。

あ~~~っ…

これまた思わず声が出る。

出方から察するにシーバスに間違いないだろう。

が、ここでタイムアップ。
結局この日はチヌ1匹で大蔵を後にしたのでした。(^^)

 
使用タックル

ロッド
がまかつ チータR 110MH

リール
13ステラSW 4000XG

ライン
ゴーセン 剛戦ジギング 8BRAID 1.2号 25lb

リーダー
クレハ シーガー150 6号

ヒットルアー
マングローブスタジオ マヒボックス 攻撃ピンク/腹グローカラー

最近、こいつを使う頻度が高くなってきた。

ぼくのお気に入りポッパーNo.1はご存知スカジットデザインズのパンプキン。が、これまたご存知のようにスカジットデザインズは無くなってしまった。

パンプキンの増産が無くなってしまった以上、これに代わるポッパーを見つけないとと、この2年間、思ってきた。

その中でマヒボックスはかなりその地位を確立しつつあるルアーだ。今後使い込んでさらに試していきたい。