昨日は夕マズメの時合を狙って釣行しましたが、今日は朝マズメの時合を狙って赤灯台波止ポイントへ。

昨日のアコウもうれしかったですが、やはり青物の強い引きを味わい
たい!と、ショアジギングで挑んでみます。(^^)

赤灯台波止ポイント

潮・・・大潮の後の中潮4日目
水温・・・26.3度
天気・・・晴れ
風 ・・・西の風やや強し
時間・・・5時~7時

今日は次男はお休み。甥っ子と2人でまだ暗いうちにポイントへと向かった。

が、すでに波止には先客がたくさん並んでいる。見るとケミホタルを付けた仕掛けを投げているので、通しで太刀魚を狙っていたようだ。

赤灯台の先端、港内向けのポイントが空いていたのでそこに入る。甥っ子は赤灯台から一段降りた港内向けのポイントに陣取った。

やや曇り気味のせいか、まだ辺りは薄暗い。最初に結んだルアーは昨日アコウを連れてきてくれたジャクソン 鉄PAN Long 35g コンスンギーゴカラー。暗くても目立つカラーだと思う。

朝一なのでボトムまで沈めずに、表層近くをゆっくりと引いてくる。港内向けに、沖向けにと投げ分けながら探っていくが、しばらくは何の反応もない。

と、サビキをしていた甥っ子が「反応があったよ~」と声をかけてきた。見ているとイワシが2匹上がってきた。

イワシを釣った甥っ子

いよいよ魚が動き出したか。

ルアーを投げる手にも力が入るが、相変わらず魚からの返事はない。

ここでルアーをエバーグリーン カプリスキッド 50g シルバーゼブラグローカラーにチェンジ。

ぼくが暗中模索状態でショアジギングを始めたころは、ショアジギングと言えばメタルジグをシャクルものだった。

トップウォーターなどと比べると体力的にはきついものがあるが、ジグの動きや魚の動きをイメージしながらルアーを操り、ジグをシャクった瞬間にグンッと重さが乗った時の快感は何とも言えないものがある。

原点回帰ではないが、今年はメタルジグでも青物を狙ってみたいと思っている。

そんなことを考えながらカプリスキッドをフルキャスト。幅広でフォール中もヒラヒラとアピールしながら沈むジグなので、ボトムまではかなりのカウントダウンをする。

着底後、いつもならまずジャカジャカ巻きでスピーディーにジグをアピールするところだが、昨日のアコウのことがあるので、底ものが釣れないかとスローなワンピッチで3回ほどルアーを跳ね上げる。

再度ジグをフォールさせたところ、ボトムまで沈まずにすぐにジグの動きが止まった。リールのベールをかえしてアワセを入れると、かすかな違和感。

そのままリールを巻いてくると、カマスがかかっていた。

カマス

20cmちょいといったところだろうか。

ルアーを投げ返す。ふと海面を見ると、何かがキラキラと光っている。曇っていて偏向もかけていなかったのではっきりとはわからないが、カタクチイワシの群れが回遊し始めたようだ。

これは時合到来の合図かも。

そう思ってジグをシャクっていると、目の前にある一文字の近くでボイルが起きた。ちょっとルアーが届きそうもない距離だ。

ここで、手持ちのジグの中で一番飛距離が出そうなダイワ TGベイト 60g FHカタクチカラーにルアーチェンジ。

海を見ているとまた同じあたりでボイルが出た。

ルアーをフルキャスト。

ボイルには届かないが、着水後すぐにゆっくりとしたワンピッチで瀕死のカタクチイワシを演出する

フ~ワ、フ~ワ、フ~ワで、グンッと魚の重さが乗った。

アワセを入れる。

そのままリールを巻きにかかるが、魚もこちらに向かって泳いで来ているようで素直にリールが巻ける。

もう一度追いアワセを入れてさらにリールを巻く。波止際20メートルのあたりまで来たところで魚が抵抗を始めた。底へ突っ込み、横走りする魚をいなしながら丁寧にやり取りする。

青白い魚影が見えた。

引きの強さからハマチクラスだと思っていたが、見えた魚はツバスだ。海面で空気を吸わせて弱らせてから、ゆっくりと抜きあげた。

ツバス

40cm前後だが、よく太った良いツバスだ。

隣に来た甥っ子に絞め方や血抜きの仕方などを説明しながら、魚を処理してストリンガーにつるす。

キャスト再開。

ボイルが見えないのでジグをボトムまで沈める。着底したジグをシャクリ始めた時に、先ほどよりも近い位置でボイルが起きた。

あわててルアーを巻きあげる。

間に合ってくれと思いながら、ボイルが起きた付近までジグを巻きあげ、ワンピッチジャークを入れる。

フ~ワ、フ~ワ、ドンっ!

この感触がたまらない。

2度アワセを入れてリールを巻きにかかる。やはり魚は最初はこちらに向かって泳いでいたが、波止際に来て猛烈な抵抗を見せた。

海面に浮かせた魚を見るとやはりツバスサイズのようだが、あまりの引きの強さにタモで取り込んだ。

ツバス

魚を処理しているうちにもボイルが起きている。

ジグをフルキャスト。今度はボトムを取らず、表層をワンピッチで探ってくる。

半分くらいルアーを引いてきたところで、右方向手前で単発のボイルが出た。アッと思ってそちらを見ると、まるでシイラのように背びれを出して小魚を追いかける青物の背中が水面に見えた。

ルアーの位置とそんなに距離はない。こっちに来い!

そう思う間もなく、ワンピッチをするロッドに重みが乗った。

アワセを入れる。近くでかかったせいか、これまでの中で一番抵抗が強い。じっくりとやり取りして魚を浮かせ、これも丁寧にタモ入れした。

(写真を撮り忘れました…m(__)m)

まだまだ釣れそうな雰囲気ムンムンだったが、3匹も釣れれば十分。

ツバス

3匹とも40cm前後のかわいいツバスながら、ショアジギングの醍醐味と青物らしい力強い引きが堪能できたので、これで納竿としました。(^^)

使用タックル

ロッド
ダイワ モアザン AGS 99MH

リール
13ステラSW 4000XG

ライン
ゴーセン 剛戦ジギング 8BRADO 1.2号

リーダー
東レ スーパーL EX 6号

ヒットルアー
ダイワ TGベイト 60g FHカタクチカラー