2017年10月12日。
サイトで狙うアオリイカの新子は自分なりにある程度のパターンがつかめてきたものの、夜のアオリイカ、ブラインドのアオリイカはまだまださっぱり分かりません。
少しでもヒントがつかめればと、アオリイカ狙いのエギングに大蔵海岸へと出かけました。(^^)
潮・・・小潮2日目
水温・・・23.3度
天気・・・くもり
風 ・・・おだやか後北の風強し
時間・・・4時~10時
この日の潮は7時半ごろまで下げ潮の予定だ。ブラインドのエギング、そして明石海峡の流れの中でのエギングを少しでもマスターしたい。
そんな思いを持って朝4時に現地着。すぐにタックルを用意し、最初に結んだエギはヤマシタ エギ王Qライブ 3号 BLCFOカラー。
去年はほとんどこのカラー以外は使わなかったほど信頼を置いているカラーだ。
まずは潮の流れを確認するためにエギを軽くキャスト。カウントダウンしてからシャクってみると、着水した場所からずいぶん左にエギが流されている。潮の流れは結構早いようだ。
回収したエギを今度はフルキャスト。ボトム付近まで沈めてシャクリ始める。流れの中でシャクるのでエギが重い。
暗闇に慣れてきた目で海を見ていると、夜目にもはっきりとわかる潮目が潮の流れと同じ左方向に伸びている。
その潮目めがけてエギをフルキャスト。カウントダウンしていると、ラインが勢いよく引き出されていく。出るにまかせているとエギが根掛かりするので、ある程度ラインテンションを張りながらラインを送っていく。
一瞬ラインテンションが緩んだところでリールのベールを返す。スラックジャークを2発。そのままロッドを立て、張らず緩めずでゆっくりとラインを送っていく。
そのままスラックジャークをまた2回。ロッドを立ててラインを送る。
エギが流れの中にあるおかげで、リールを巻くことなく同じ場所でスラックジャークを続けることができる。
今度はスラックジャークを2回の後、3回ジャークを入れる。ロッドを立て、アタリを待って5カウント。その後リールのベールを返し、流れに乗せてエギを送っていく。
やはり結構な勢いでラインが出されていく。根掛かりしないようにボトム着底に神経を集中させる。と言っても正確なことは分からない。ほとんど感覚だけだ。
ラインテンションが緩んだところでベールを戻し、スラックジャークを入れる。この場所でスラックジャークを3回繰り返した後、ジャークでエギを跳ね上げてからまた流れに乗せて送っていく。
エギが着底した。
スラックジャークを2発。
再度エギが着底してからジャークを4回。
5カウント数えてまたエギを流そうとリールのベールに手を掛けかけた時、潮の流れとは違う、竿先をグ~ンと引っ張られる感触があった。
アタリだ。
そのままロッドを立ててアワセを入れると、竿先にグンっと重みが乗った。ロッドをあおるとグイ~ン、グイ~ンというアオリイカの引き。
なかなかの重量感に喜んでいたが、流れの中を抜けるとそれほどでもなくなった。一瞬タモの心配をしたが、杞憂だったようだ。
それでもかなりエギを流した先のボトムで掛けたので、たっぷりと引きを楽しむことができた。
足元まで寄せたところでヘッドライトを点けてカンナの掛かりどころを確認。竿先を下げて目いっぱいリールを巻いてから、ゆっくりと抜きあげた。
触腕2本だけに掛かっていたが無事取り込むことができた。
計測すると胴長18cm。
そんな大きいイカではないが、滅茶苦茶うれしい一杯だ。
大きさではない。自分の考えたやり方で流れの中にエギを流し、遠くのボトムでエギの状態を感じながらエギを操作して、夜のアオリイカ、ブラインドのアオリイカを掛けたのがうれしかった。
しばし感慨にふけったのち、エギング再開。BLCFOカラーで1杯釣れたので、今度はNAEBAカラーに変えてみる。アカテープにエビ模様の夜には強いカラーだ。
こいつを同じように潮目に向けてフルキャスト。流れに乗せてエギを流し、ボトムでスラックジャークとジャーク&送り込みを繰り返す。
しばらく繰り返しているとエギが潮目から外れてしまったようで、強い流れを感じなくなった。ここからはセオリー通りジャークを4~5回してはフォールを繰り返す。
そこまで来たエギを、海面から飛び出さないように優しくジャークする。フォールに移った瞬間、コンっという感触。
そのままロッドを立てるとすぐにプシューという音が聞こえた。ほとんど水面直下にあったエギに抱き着いたのだろう。
引きを楽しむ時間もないまま、足元まで寄せて丁寧に抜きあげた。
こいつは胴長15cmだった。
そうこうしているうちに夜が明けてきた。さあここからはサイトの時間だと意気込んだが、この日のイカはご機嫌斜めのようで、エギを追ってきてもなかなか抱いてくれない。
ダイワ エメラルダスヌード 2.5号 グローストライプカラーで、ようやくの思いで1杯だけ追加した。
サイトで数が釣れなかったのは残念だったが、とにもかくにも夜のエギングでなんとなくでも感触がつかめたのは大収穫と、今日の釣りに満足して大蔵を後にしたのでした。(^^)
使用タックル
ロッド
ダイワ エメラルダス MX 86ML
リール
ダイワ 14エメラルダス MX 2508PE-H
ライン
ユニチカ キャスライン エギングスーパーPE3 0.5号
リーダー
ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号
ヒットエギ
ヤマシタ エギ王Q ライブ 3号
ダイワ エメラルダスヌード 2.5号