2016年9月7日。
理想的とは言えないまでも、今日の潮回りなら朝一チヌがトップで狙えるだろうということで、大蔵海岸チヌトップゲームに出かけました。

あわよくばシーバスも釣れてくれるとうれしいのですが、はてさてどうなることやら。(^^)

 

潮流表

※『大阪湾海上交通センター』より

潮 ・・・小潮1日目
水温・・・26.0度
天気・・・くもり
風 ・・・おだやか
時間・・・5時~6時半

 

上の潮流表によると、明石海峡の朝の潮流は4時57分に下げの最大で、8時33分が潮止まりとなっている。

大蔵の潮はこの潮流表よりだいたい2時間早くなるので、3時ごろに下げの最大、6時半ごろに潮止まりとなるはずだ。

本当はチヌをトップで狙うには、もう1~2時間程度後ろにずれると理想的なのだが、まあ、この潮回りでもなんとかなるだろう。

と考えて5時に現地着。最初に結んだのはオンスタックルデザインZZヘッド1/4オンスダイワ モアザン ミドルアッパー 4.2インチ 銀粉ケイムラネオンカラー

もうこの時間には大量のウルメイワシが回遊しているから、その群れの中を通すように引いてくる。

ワームを引いているとゴツゴツと魚に当たる。ウルメイワシだろう。

辺りが明るくなってきたころにルアーをヨーズリハイドロポッパー 90 アジカラーにチェンジ。チヌ狙いなのでちょっと控えめなポッピングで表層を探ってみる。

この頃からいつものカタクチイワシの大回遊も始まった。

ここでダイワ T.D.ソルトペンシル12PLUS-F バーニングイワシカラーにルアーチェンジ。朝一魚の活性は高いだろうから、フルキャストしてチャッチャッチャッチャッと小刻みなドッグウォークで引いてくる。

トップのチヌ狙いというと、7cm前後のポッパーやペンシルで狙うのが一般的で、9cmのポッパーや12.5cmのペンシル?と思う方もいるかもわからない。

しかし、ぼくが初めてトップでチヌを釣ったルアーもアイマポッキー12cmだったし、先日も10cm 28gのハコフグポッパーことマングローブスタジオのマヒボックスでチヌをあげている。

そもそもベイトとなっているであろうウルメイワシは、大きいやつになると16cm以上ある。カタクチイワシでも9cm程度はあるだろう。

12cm程度のルアーでもまったく問題なくチヌは喰らいついてくる。

そんなことを考えながらT.D.ソルトペンシルをフルキャスト。着水後ワンアクション、ツーアクションでバシュン!という音ともに海面が爆発した。

ロッドを立ててアワセを入れる。

魚は一気に底へと走り出した。

少しゆるめに設定したドラグを何度も引き出しながら、魚は重々しい引きをみせる。ロッドは満月を描いている。

フルキャストした先からなので魚を寄せてくるのにも結構時間がかかる。それにしても引きが強い。エラ洗いはしないし底へ底へと潜る引きは、もしかしたら小型の青物だろうか?

ラインの角度を見ると魚はもうそこまで来ているようだ。かけた場所と引き出されたラインを考えると、魚は底近くにいるはず。波止際の捨て石にPEラインが擦れるのが怖い。

ここから魚を怒らせないようにソフトにソフトにポンピングをする。幸い魚もゆっくりと浮いてきてくれる。

良し良し、そのまま浮いて来い。

何度ポンピングを繰り返しただろうか、ようやく魚が見えてきた。小型青物か?それともシーバスか?

そんなことを考えながら浮いてきた魚を見ると、なんと本命のチヌ。ルアーを見るとテールフックが口にかかり、フロントフックがエラのところにかかっている。

だからこんなに引いたんだ。

海面まで浮かせたチヌを、無事一発でタモ入れに成功した。

チヌ

ルアーがきれいにエラにかかっている。重くてよく引くパターンだ。

チヌ

計測すると43.5cm。

チヌ

リーダーを点検してみると、FGノットで結んだ10cmほど下の部分がギザギザになっていた。あと10cm糸を出されていたらアウトだった。

こばさんの49cmと比較するとサイズには少々不満が残るが、狙い通りの潮回りで狙い通りのトップで狙い通りの本命チヌが釣れたことに満足して大蔵を後にしたのでした。(^^)

 

使用タックル

ロッド
ダイワ モアザン AGS 97M

リール
ダイワ 13セルテート 3012H

ライン
YGK よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.8号

リーダー
東レ スーパーL EX 5号

ヒットルアー
ダイワ T.D.ソルトペンシル12PLUS-F バーニングイワシカラー