2016年9月27日。
今や「お魚の宝石箱や~!」状態の大蔵海岸青物狙いで釣行しました。

今年はサゴシもアタリ年、タチウオもよく釣れていると聞くので、
暗いうちから出かけてみます。(^^)

 

潮流表

※『大阪湾海上交通センター』より

潮 ・・・若潮の後の中潮1日目
水温・・・25.2度
天気・・・くもり
風 ・・・おだやか
時間・・・3時半~7時

 

このところ青物にしろシーバスにしろトップゲーム主体のため、明るくなってからの釣行がほとんどだった。

しかし今年はタチウオもよく釣れていると聞く。

またサゴシも薄暗いうちから釣れ出すようだ。

というわけでこの日はめずらしく3時半に現地着。タチウオ狙いから釣りを始める。

タックルは青物タックルのままで、ルアーだけタチウオ用のデュオ ネクストブルー ワインド野郎 全蓄光カラーを結んだ。

ヘッドライトをたっぷり浴びせて蓄光させたワインド野郎を第1投。底を取ってからゆっくり目のスピード、小さめのしゃくり幅でワインドを始める。

と、5回ほどしゃくったところでいきなりアタリがあった。

えっ?と思ってアワセを入れるが魚は乗らない。

半信半疑で第2投。

さっきはボトム付近で当たったので、やはり底を取ってからしゃくり始める。と、いきなりしゃくったロッドが動かなくなった。

根掛かり?

底を取ってすぐだったので思わずそう疑ってしまったが、徐々にロッドを立てることができるようになった。

そのままポンピングでリールを巻き、ロッドを立てるとガンガンと頭を振る魚の引きが伝わってきた。

あまりにできすぎた展開に少々驚きながらリールを巻く。魚は時々軽くなり、時々重くなるタチウオ独特の引きを見せながらあがってきた。

近くまで寄せてからヘッドライトをつけて海面を確認する。
タチウオだ。
足元まで寄せて一気に抜き上げた。

タチウオ

指3本あるなしといったところ。こんなサイズがあれだけ強いアタリと引きを見せるとは驚きだ。

ルアーを投げ返してボトムからしゃくってくる。

今度はかなり上層までしゃくったところでアタリが出た。が、アワセても乗らない。

タチウオ釣りはタナを見つける釣り。すぐ前がボトム付近で釣れたのに、今のアタリは上層だった。というわけで今度はルアーが着水後、すぐにしゃくり始めてみる。

答えはすぐに出た。

タチウオ

それからも2投に1回のペースでアタリがあり、この後、指3本までのサイズを2匹追加した。

そうこうしていると東の空がうっすらと明るくなってきた。サゴシは薄暗いうちから釣れ始めるので、ここでサゴシ狙いにシフト。

ルアーをクレイジーオーシャン アクアリザスター120 スパークコンスタンギーゴカラーにチェンジする。

こいつをフルキャストし、着水後カウントダウンせずに巻き始める。まだ薄暗いのでミディアムリトリーブ。

と、これまたすぐにガツガツっというアタリがあった。

反射的にロッドをあおるが魚は乗らない。

回収したルアーを再度フルキャスト。同じようにミディアムリトリーブで引いてくる。

引き始めて3分の1くらいのところでリールを巻く手が止まるアタリ。アワセを入れると今度は魚が乗った。

遠くでかかったので十分魚の引きを楽しむ。波止際で姿を確認すると間違いなくサゴシ。そのまま一気に波止に抜き上げた。

サゴシ

50cmくらいか。

魚の処理をしてすぐにルアーを投げ返す。

サゴシはフォールに良く反応する魚だ。ルアー着水後、すぐにリールを巻き始めるが、今度は5回ほどリールを巻いてストップ・フォールを入れてみる。

5回リトリーブしてストップ、5回リトリーブしてストップ、でドンっときた。

アワセを入れると重量感のある引きが伝わってくる。グリグリとリールを
巻いて魚を寄せ、これも一気に波止に抜き上げた。

サゴシ

さっきのサゴシと同じようなサイズだ。このサイズが群れでいるんだろう。

すぐにルアーをキャスト。リトリーブとストップを織り交ぜながら引いていると、今度はリトリーブ中にゴンッというアタリ。

これもリールをゴリ巻きして寄せてくる。が、こいつは波止際まで来て抜き上げようとした時にハリが外れてしまった。

ここでサゴシ狙いから青物狙いにチェンジ。ルアーはD-CLAW マリノ105R サイトピンクカラー

こいつをフルキャストして1回1回しっかりダイブさせてくる。

この頃になるとあっちこっちでツバス・ハマチらしいボイルがポツポツと出るようになった。

ボイルが出る場所に注意しながらルアーを引いていると、左側・岸から15メートルほどのところでボイルが出た。

ちょうどルアーは手元に回収したところ。すぐにボイル目がけて投げ入れる。

ドンピシャで入ったルアーをチョンチョンチョンとドッグウォークさせた時、ルアーのところで小さな水しぶきがあがり、手元にカツカツっというアタリが伝わった。

「一発や!」

思わず声が出る。

ロッドを立てると魚は一気に底へと潜り始めた。が、それほどの重量感は感じない。

魚の引きを楽しみながらポンピングで寄せていると、今度は魚が左側のテトラへと走り始めた。

「そっちへ行ったらアカン!」

ロッドとリールのパワーにモノを言わせ、一気にゴリ巻きして魚を寄せにかかる。幸いそんなに大きくは無いようで魚はすぐに浮いてきた。

見るとルアーにかかった魚の下に、一回り大きな魚が付いてきている。

「なんでお前の方がかかれへんねん…」

そんなことを言いながらゴリゴリとリールを巻く。

隣で釣っていたルアーマンの方が「タモ入れしましょうか?」と言ってくれたのでお願いし、無事魚をタモ入れすることに成功した。

ハマチ

今釣れている平均的なサイズといったところか。

ハマチ

計測すると45cm。一応、ハマチと呼べるサイズだった。

そんなこんなでこの日は賑やかな釣果に。

釣果

十分に満足して大蔵を後にしたのでした。(^^)

使用タックル

ロッド
ダイワ モアザン AGS 99MH

リール
13ステラ SW 4000XG

ライン
ゴーセン 剛戦ジギング 8BRADO 1.2号

リーダー
東レ スーパーL EX 6号

ヒットルアー
デュオ ネクストブルー ワインド野郎 全蓄光カラー
クレイジーオーシャン アクアリザスター120 スパークコンスタンギーゴカラー
D-CLAW マリノ105R サイトピンクカラー