2017年9月20日。
淡路島でのアオリイカ解禁を待って次男とともに沼島遠征へ。
1番船で沼島に渡り、朝食を食べて8時からの釣り。昼食をはさみつつ、次男と沼島をランガンしながらアオリイカを狙ってみます。(^^)
潮・・・新月の大潮2日目
水温・・・24度
天気・・・晴れ
風 ・・・穏やか
時間・・・8時~17時
とりあえず赤灯台方面へ向かう道すがら、旧汽船乗り場桟橋付近でエギをちょい投げしてみる。
足元の桟橋以外には特にこれといった障害物があるわけでもないし、おそらくこんな湾奥でエギを投げているエギンガーなんていないだろう。
こんなところにアオリイカがいるのかどうかも分からないが、いればスレていない分、かんたんに釣れるのではないだろうか。
最初に投げたのはヤマシタ エギ王Q LIVE2号 BLCFO(ライムチャートオレンジベリー×夜光)カラー。
ボトムまでエギを沈め、一気に水面までエギをしゃくってくる。と、エギを追いかけてくる可愛いサイズのアオリイカが見えた。フォールしていくエギを追いかけていくが、途中でやめてしまった。
すぐに2回、エギをシャクってまたフォール。見えていたイカがピューっと飛んできてエギを抱く。軽く合わせるとイカが乗った。
「釣れたで~」
少し離れたところでエギをしゃくっていた次男に声をかける。やっぱりかんたんに釣れた。
この子は可愛すぎるサイズだったので写真も取らずにすぐにリリース。桟橋の反対側からエギを投げる。
また1杯のアオリイカがエギを追いかけてきた。エギが近かったのですぐにピックアップして見えイカの向こうに投げ返す。
1メートルほどエギを沈めてチョンチョンチョンとシャクる。フォールしていくエギをイカが抱く。
「また釣れたわ~」
この子も小さいのですぐにリリースした。
小場所なので2杯釣ったところで移動。
道すがらエギを投げながらアオリイカを見つけていく。
先ほどのよりもすこし大きいサイズ。
うぶなイカ君たちはかんたんに釣れてくれる
係留してある漁船のロープ際や、
波止際のまだ藻が生えているところ、
墨を吐かれたらちょっと場所を移動して追加していく。
海水浴場の横まで来てエギを投げていると、水面までシャクってきたエギをそこそこの大きさの魚がチェイスしてくるのが見えた。
エギが動きを止めるとパッと離れていくが、ボトムまで落としてシャクリ上げてくるとまた追いかけてくる。
「なんか魚が追いかけてくるんやけど、あれ、なんやろ?」
魚は足元の敷石のアタリをウロウロしている。それを見た次男は、
「あっ、シオとちゃうかな。前もここで頭に八の字のある魚を見かけたよ」
そう言われて改めて見てみると、体高があって白っぽい魚はシオに見える。シオならダートするものに興味を示すのも納得だ。
こんなこともあろうかと、ひとつ持ってきていた5gのジグを取り出す。JAZZの爆釣ジグ 5g ピンクキャンディカラーだ。
エギをジグに付け替えて魚の向こう側に落とす。ボトムからチョンチョンとハーフピッチでシャクってくると4~5匹の魚が狂ったようにチェイスしてきた。
間違いない。シオだ。
ジグをピックアップして投げ返す。魚はジグを追いかけてボトムへと潜っていく。ジグをシャクり上げると、猛然とチェイスしてくる。
ジグを落とす。チョンチョンとシャクった時に竿先に魚の重みが乗った。
「喰った!」
と次男に言うが早いか、ドラグがうなりをあげた。シオ独特のスピードと重量感のある引きだ。
魚は足元を右へ左へと、敷石の向こうへこちらへと走り回る。浅いしきれいな海なので魚の動きは丸見えだ。
ラインはPE0.5号にリーダー1.75号。無理はできない。竿の弾力とドラグを効かせながら、魚の走るに任せる。
カツカツとリーダーかジグが敷石を擦る感触が伝わってきた。もうヒヤヒヤものだ。
できるだけ敷石の向こう側のかけあがりには走らせないようにしながら魚をいなす。敷石の上を重戦車のように走り回っていたシオが少し浮いてきた。
ここでドラグを少し締める。
ドラグの出る量が減ってきた。あと少しだ。
ようやく魚が水面に顔を出した。もう暴れないのを確かめてからリーダーがガイドに入るまでリールを巻き、もう一度ドラグを締めてからゆっくりと抜きあげた。
頭に八の字がある、まごうことなきシオだ。
爆釣ジグに付けた小さなアシストフックが左のかんぬきにしっかりと掛かっていた。後で気づいたのだが、ハリはかなり伸びていた。
サイズを測ってみると31cm。よくリーダー1.75号であがったものだ。
魚の処理をしてイカ釣り再開。
隣の海水浴場からのサーフエギングもやってみる。
次男は去年の10月以来のエギングだったが、この頃になるとようやくコツをつかんできたよう。
黄色灯台波止でも、
海水浴場の向こう側の石積み波止でも、
イカ君を追加。
ここで昼食をはさみ、一気に場所移動。
これまで来た道を逆戻りして、汽船乗り場横の波止の内側(南側)でエギングをしてみる。これまでのポイントと違い、この辺りになるとかなり水深もある。
少々難易度も上がるが、次男はすっかりエギングのコツを取り戻したようで、順調にアオリイカを釣り上げていく。
キープサイズをいくつか追加し、結局2人で大小織り交ぜ約40~50杯程度の釣果となった。エギングタックルでシオもあげられたことに満足し、この日の釣りを終了したのでした。(^^)
使用タックル
次男
ロッド
シマノ セフィア BB R S803M
リール
ダイワ セルテート 3000
ライン
YGK よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.6号
リーダー
ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号
ぼく
ロッド
ダイワ エメラルダス MX 86ML
リール
ダイワ 14エメラルダス MX 2508PE-H
ライン
ユニチカ キャスライン エギングスーパーPE3 0.5号
リーダー
ユニチカ キャスライン エギングリーダーⅡ 1.75号
ヒットエギ
ヤマシタ エギ王Q LIVE 2号、2.5号
デュエル EZ-Q ダートマスター 2.5号
シオのヒットルアー
JAZZ 爆釣ジグ 5g ピンクキャンディカラー
えーっ沼島釣れすぎでしょ!!
こんにちは、ひでさん(^^)
あれから私もサイトエギング練習してますが、チェイス・抱きつく・フッキング成功までの一連の流れは本当に病みつきになりますね。
本職のトップはミスバイトが15回ほど続いて本気でスランプ中です…
ガツンと食わせるいい方法はありますか?
こばさん、こんにちは。(^^)
次男はサイトもすっかり上手になりましたが、2日目くらいからはボトムや中層でラインでアタリを取るようになりました。やはり魚がいるところで釣りをすると上達が早いですね。
ミスバイトが続くようならもっとゆっくり動かしてみたらどうでしょう?ドッグウォークそのものをゆっくりしたスケーティングにしてもいいし、ドッグウォーク(右手)は小刻みに動かしつつ、リール(左手)はゆっくり巻くとか。
ブーツなんかはかなりゆっくりリトリーブしてますよ。(^^ゞ
ひでさん、こんにちは^ – ^
沼島はアオリ天国ですね〜♪
まるで15年ぐらい前の和歌山のようですね。
良く釣れる場所は上達も早くなりますし楽しさがわかりますからね〜♪
僕もエギングを始めた頃は須磨〜明石間でも良くアオリが釣れてくれたので良い練習となりましたから(^o^)
春の親イカを始めてから、ここ10年間ぐらいは、秋は10月の終わりぐらいからしかエギングをしなかったのですが、今年から10年ぶりに新子釣りを始めたんですが、かなり難しくなってますね〜!
先日、大蔵で18時〜10時の4時間で8杯でしたわf^_^;
秋の新子はこんなに難しかったかなぁ〜と思いました。
マイクさん、こんにちは。(^^)
沼島は明石・阪神間に比べればまだまだアオリパラダイスですね。でも訪れるエギンガーの数もすごいので、今後はどんなふうになっていくか分かりません。(-_-;
次男は去年の10月以来1年ぶりのエギングでしたが、すぐに勘を取り戻したどころか、ラインでアタリを取るなどという初心者らしからぬことまで覚える始末で、「イカ釣りは楽しいわ~」と言っていました。(^^;
これから秋が深まるにつれてエギングは難しくなっていきますね。デイの新子の釣り方は今年、何とか分かってきた気がしますが、ここからの釣りはほとんど手探り状態です。
今年は大きなサイズのアオリが釣りたいものです。(^^ゞ