2014年11月10日。
前日の雨後のタイミングで明石川にウェーディングの
シーバス狙いで釣行しました。

と言っても大した雨ではなかったので、雨の影響よりも
産卵前の荒食いに期待して、と言った方がいいかもですね。(^^)

 

潮汐

※『大阪湾海上交通センター 潮流・潮汐情報』より

 

潮 ・・・満月の大潮後の中潮1日目
水温・・・20.6度
天気・・・はれ
風 ・・・穏やか
時間・・・4時~8時

雨の影響を考えてということなら昨日の夕マズメからの釣行が正解だろう。
が、何しろぼくはその昔『漁師よりも漁師らしい』と言われた
知る人ぞ知る“超”のつく朝型人間。

夕マズメはそろそろ寝る時間なのだ。(^^;

まあそんなことはどうでもいいが、この日は4時に現地着。
最干潮の時間で左岸の階段を降りた辺りは干上がっている場所がある。

ほとんど水深がないということで、まずはダイワ
Xクロス 120SSR ミスティカラーからスタート。

アップクロスに投げ、デッドスローで引き波を立てながら引いてくる。
居れば一発で出そうだが、そううまく事は運ばない。

しばらくXクロスを投げるがアタリがないので
少しレンジを下げてマリア ブルースコードCスリム
チャートゴールドに変更。

ダウンクロス気味に投げて水面直下を漂わせるイメージで引いてくる。
これもしばらく投げてみたもののやはりアタリがない。

次に同じようなレンジを引けるミノーとして、ダイワ
モアザン ジャークスライダー 108SSR バーニングイワシカラーに。
名前の通りジャークすると右に左にスースーっとスライドする。

こいつの持ち味はこのスライド(ダート)性能だが、
ただ巻きでのヨタヨタとした弱った小魚のような泳ぎも
ぼくは非常に気に入っている。

こいつをアップ、クロス、ダウンにとフルキャストし、
やはりデッドスローで引いてくる。

時々イナッコの群れの中を通過するようで、
ルアーの通るあたりでイナッコが水面を賑わせる。

ルアーが通った時だけではなく、イナッコはそこかしこで
水面に波紋を作っていて、これだけのベイトがいれば
必ずシーバスも回遊してくるだろうと思える。

そんなことを考えながらリールを巻いていた時、
右手前方の方で急にイナッコの群れが水面でざわつき、
大きな波紋を出した。

そして次の瞬間、あっちこっちで見えていたイナッコの波紋が
一切消えた。水面も空気も静まり返る。

“気配を感じる”というのはこういうのを言うのだろう。

何かがいる!

そんな確信に近い気持ちで、先ほど大きな波紋が出た辺りに
ジャークスライダーを投げる。
焦らずデッドスロー。

ルアーが手前5メートルほどまで来た時に
“ヌンッ”というルアーにまとわりつくような感じのアタリ。

ちょっと半信半疑で軽く竿を立てると魚の手応え。
浅いのですぐにエラ洗いをしだす。

やっぱりおったんや~!

思わずそんな独り言をつぶやきながらファイトする。
と言ってもすぐそこでかかったので魚との距離は
もうそんなにない。

立っている場所はかけ上がりがきつくて
ずり上げるのは難しそうだったので
少しずつ浅瀬の方へと歩きながら魚を誘導する。

大した抵抗もないので50~60cm程度の魚か?
そんなことを考えながら魚を砂浜にずり上げた。

シーバス

ずり上げた魚はぱっくりと口を開けたままあまり動かない。
よく見るとルアーをハーモニカ咥えして口が閉まらないようだ。

シーバス

だからあまり引かなかったんだ。

すぐにルアーを外して計測すると73cm。

シーバス

ルアーを外して計測するときも口を開けたまま。
写真を撮るのも早々に蘇生措置をする。

水に入れて8の字を書くように口からエラに水を通すと
思ったよりも早く首を振って暴れだした。

フィッシュグリップを開いて送り出すと
ゆっくりと泳いで帰って行ってくれた。

その後は、朝マズメの一番いい時間帯にもアタリがなく、
タイムアップ、納竿としました。(^^)

 

タックル

ロッド

ダイワ モアザン ブランジーノ 109ML

リール

ダイワ モアザン ブランジーノ 3000

ライン

YGK よつあみ G-soul WX8 1号

リーダー

東レ スーパーL EX 5号

ヒットルアー

ダイワ ジャークスライダー108SSR バーニングイワシカラー

飛距離、アクション、ダート性能等、非常にお気に入りのルアーですが
残念ながらすでにカタログ落ちしています。

ぼく的にはタックルハウスのTKLM 9/11に並ぶくらいに信用のあるルアー。
なんでこんな良いルアーがカタログ落ちするのか理解に苦しみます・・・。

下の動画はワンサイズ小さい88mmのものですが、
アクション、使い方等について大野ゆうきさんが解説しています。(^^)