2016年7月31日。
夏休みの日曜日でケンサキイカが好調となると大蔵海岸はごった返しそう。
というわけで明石川河口サーフにキス狙いのチョイ投げに出かけました。
ぼくの中では明石というとキスよりもベラのイメージが強かったのですが、
キスが釣れるとの情報を得ての釣行です。(^^)
※『tide736.net』より
潮 ・・・若潮の後の中潮2日目
水温・・・24.8度
天気・・・はれ
風 ・・・南東の風少々
時間・・・5時~10時
いつもエサはマルハで買うのだが、明石川方面だと逆方向になるのでこの日は中崎の明石釣りエサセンターで石ゴカイを買ってから出かけた。
300円分にしようか500円分にしようか迷ったが、朝の2~3時間だけの釣行なら300円分で十分だと思って、石ゴカイ300円分を仕入れて出かけた。
(これが大正解、というか、もっと少なくても良かったと後で思うことに…)
現地着は5時。まだ薄暗い中、仕掛けを作る。
リーダーにバレットシンカー5/8ozを通し、ビーズ玉を挟んでサルカンを結ぶ。バスフィッシングで言うところのヘビキャロだ。
それに昨日自作したハリス1.5号、キス針6号の2本バリ仕掛けを結び、それぞれのハリに石ゴカイを刺して第1投目。
とりあえず真正面に向かってビュンっと仕掛けを投げる。オモリが着底するのを待って少しリールを巻いてラインを張り、さて、お茶でも飲もうかとクーラーのフタに手をかけた途端、プルンっ!!というアタリを感じた。
慌ててクーラーから手を離し竿をゆっくりさびいてみると、ブルルンっ、ブルルンっという感触が伝わってくる。
軽く竿をあおってリールを巻き始めると魚が頭を振っている。なんだかできすぎの話に半信半疑でリールを巻いて寄せた魚は小さいながらも本命のキスだった。
これに気を良くしてエサを付け替えてすぐに仕掛けを投げ返す。今度はそのままロッドに伝わるアタリに集中する。
と、これまたすぐにキス特有のブルンっ!という強いアタリが手元に伝わった。
竿をあおってリールを巻き始めると魚が頭を振る感触。ニヤニヤしながらリールを巻いて魚を砂浜にずり上げた。
もしかして今日はキスの入れ食いか?そんなことを考えながらエサを付け替えて仕掛けを投げ返す。
と、すぐにアタリ。先日のケンサキではないが1投1釣状態だ。
4投目。さすがにすぐにはアタリは出ない。竿でゆっくり仕掛けをさびきながら探ってくる。
途中でオモリがグッと重くなるところがあった。かけ上がりだ。
キスはかけ上がり沿いに移動するので、さびいているオモリが重くなったところがあれば、そこでしばらく待ってみる。
釣りを始めた頃に呼んだ「海釣り入門」にそんなようなことが書いてあったように思う。
ここは基本に忠実にそこで少し待ってみる。と、正直なもので、本当にすぐにアタリが出た。
さっきまでアタリが出ていたところで出なかったので、今度は少し投げる位置を右の方に変えてみた。
キスは足で釣れ。
これもよく言われることだが、移動とまではいかなくても投げる位置を変えて違う場所を探ればいいだろう。
仕掛けが着底後、少しだけさびいたところでブルルンっ!ブルルンっ!という力強いアタリが出た。
リールを巻く感触もこれまでの魚より重く感じる。あがってきたのはそれまでのものより一回り大きいサイズのキスだった。
仕掛けを投げ返す。
今度はラインを震わせるような感じの、やや弱いアタリが出る。竿をあおってリールを巻き始めると、やたらカンカンと頭を振る感触が伝わってきた。
なんか魚が違う感じがするなぁ…。
そんな予感通り、あがってきたのはガッチョだった。
見かけは悪いわヌルヌルするわエラのところにトゲはあるわで、キス釣りでは外道としてあまり好かれない魚だが、食べると非常に美味だ。
食べられるサイズなら持って帰るところだが、ちょっと小さすぎるので海にお帰りいただいた。
ガッチョくんの釣れたところを避けるように仕掛けを投げ返す。ブルンっ!ブルルンっ!!
今度はすぐにはあわせない。せっかく2本バリ仕掛けを作ったのだから、やはりダブルが欲しい。
そのままゆっくりさびく。
またアタリが出る。
ここで竿をあおってリールを巻き始めた。
魚の引きと重みがちょっと違うように感じる。慎重に砂浜にずり上げると狙い通りダブルでキスが付いていた。
それにしても最初の暗いうちに釣れたキスを除くと、この日釣れるキスはなかなかの良型ぞろいだ。
そんなことを考えながら仕掛けをさびいていると強いアタリが出る。ちょっと待ってアワセを入れるといい感じの重量感。
連続のダブルだった。
こんな感じで釣れ続いていたが、日が高々と上がってきて非常に暑い。普段は早朝の2時間ほどしか釣りをしない軟弱釣り師のぼくとしては、この日も朝マズメの2時間ほどで終わる予定だった。
が、しかし…。300円分の石ゴカイがなくならないのである。
釣りエサセンターのおばちゃんは、「300円やったらこんだけしかないけどええか?」と言ってくれたが、その300円分の石ゴカイが使い切れないのだ。
こんなに持つと分かっていたら300円分を2回に分けて使うんだった。
熱中症にならないように水分を補給しながら釣りを続けていると、ガツンっ!ときて、そのまま一気に竿先を持っていかれるようなひときわ強いアタリが出た。
竿を立てると魚が乗った。リールを巻くが重量感も違う。
波打ち際まで来たときに、また竿先をギュ~ンと締め込んで抵抗する。バラさないように慎重に砂浜にずり上げるとダブルでかかっていた。しかも片方のキスはデカい!太い!
この日最大サイズのキスは、後で計ると22cmあった。キスも20cmを超えると丸々と太って違う魚のようだ。
そんなこんなで、22cmを頭にこの日の釣果は35匹。ようやく石ゴカイが切れたところで、大満足で明石川河口サーフを後にしたのでした。(^^)
使用タックル
ロッド
ダイワ ラテオ10ML
リール
ダイワ セルテート 3000
ライン
ラパラ ラピノヴァX 0.6号
リーダー
東レ スーパーL EX 2号
バレットシンカー 5/8oz
ハリス 1.5号 キス針6号の自作2本バリ仕掛け
こんにちは、ひでさん(^^)
キスいいですね!初めてハゼ釣りにご一緒した時のキスの引きと
綺麗な魚体に魅了され、たまにキス釣りに出かけています(^^)
最近は週1~2ぐらいで夜のケンサキをぼちぼち釣っています。
沖漬けが美味しいとのことで、昨日も10杯ほど釣って今漬けこんでおり非常に楽しみです。
ひでさんはイカの沖漬けを召し上がったことはありますか?
こばさん、こんにちは。(^^)
「小さな大物」と言われるキスの強いアタリは最高ですね。
ほとんど素針なしで釣れたので、またご一緒しましょう。
ケンサキにも通ってるんですね。
ぼくはご存知の通り夜にはめっぽう弱いので、
なかなかケンサキ狙いで出撃できません。(-_-;
イカの沖漬は釣ったもので作ったことはないのですが、
飲み屋さんでスルメイカの沖漬をちょくちょく食べました。
めっちゃ美味いですよ。(^^)
スルメは肝が大きいので沖漬に向いているんでしょうね。
でもケンサキの沖漬はもっと美味いんじゃないでしょうか。
ウラヤマシイ・・・。(^^;