9月と言えば待ちに待ったアオリイカの新子の時期!
と言うわけで2021年9月1日、まだ少し早いかな~?と思いつつも、アオリイカの新子を狙いに大蔵海岸へとエギング釣行しました。
さて、イカ君、イカちゃんは遊んでくれるのでしょうか?
それとも・・・。(^^)
本日の潮汐表・水温・天気・釣行時間
- 潮 ・・・長潮
- 水温・・・26.1度
- 天気・・・薄曇り
- 風 ・・・南西の風少々
- 時間・・・3時~11時
アオリイカの新子は夜明けからのサイトフィッシングが面白い
夜明け前。
ふと空を見上げると三日月の横にオリオン座が並んでいた。
数ある星座の中で、北斗七星とともにぼくが見分けることができる数少ない星座のひとつだ。
こいつが夜空の真ん中に鎮座するのは冬。
尋常じゃない暑さが続いたかと思えば、秋雨前線による長雨がせっかくの盆休みを台無しにしたりした今年の夏も、確実に秋へと向かっているようだ。
しゃくっていたエギにグッと重みを感じたのはそんなことを考えていた時だった。
ヤマシタ エギ王Qライブ 2号 レッド赤グローカラーを抱いて上がってきたのは、まだコロッケと呼ぶには少し小さいサイズの新子。
それでもクンクンと元気な引きを見せてくれた。
気を良くして仕掛けを投げ返し、エギをダート&フォールさせるが暗い時間帯は新子の反応は薄い。
アオリイカの新子エギングは夜よりも明るくなってからの時間帯のサイトフィッシングが本番だ。
夜の間は釣れれば儲けもの程度に考えてエギをしゃくっている。
そうこうしているうちに東の空が白んできた。
水中のエギもなんとか視認できるようになった。
これからだ。
エギをヤマシタ エギ王Qライブ 2号 オレンジ虹グローカラーに替えて投げ返す。
しかし水面までしゃくりあげてきたエギの周辺を目を見開いて見回すが、アオリイカらしい姿はどこにもない。
エギを投げ返す。
水面までしゃくってくるが、イカの姿は見えない。
少し場所を移動してみるがやはり同じ。
新子の姿は確認できない。
なんでだ?
イカがいれば飛ぶようにエギの後を追ってくるはずなのに・・・。
親アオリを狙っている時にも、生まれたばかりの新子の姿を何度も確認している。
イカがいないはずはない。
いくつもの疑問符が頭の中を巡っていた時にふと浮かんだのが潮の動きだ。
すぐに「大阪湾海上交通センター」の潮流図を確認すると、下げの潮に入ったところのようだ。
今日は長潮。
おそらくまだ潮が動いていないのだろう。
潮が動き始めればきっと新子の反応が出てくるはず。
そう考えて、場所を移動しながら辛抱強くエギを投げ返す。
30分以上経っただろうか。
水面までしゃくってきたエギの後ろに3杯のイカの姿が確認できた。
下げの潮が効き出したのだろう。
本当に魚は潮の動きに正直だ。
エギを投げ返し、しっかり沈めてから水面までしゃくりあげる。
さらに多くの新子がエギの周りを取り囲んだ。
しかしまだサイズが小さいようで、2号のエギでもなかなか抱こうとしない。
パンパンっとしゃくって水面直下でピタッとエギを止める。
新子がビューンと飛んでくる。
そしてこれまたピタッとエギの直前で止まり、後ずさりしていく。
そのタイミングでフリーフォール。
イカが慌ててエギを追いかけるが、途中でやめる。
パンパンパンっとしゃくったエギを水面直下で止める。
ビューンと飛んできた新子がたまらずエギを抱いた。
小さくてもうれしい1杯だ。
エギを投げ返す。
パンパンパンバンっでピタ。
ビューンでピタ。
フォール。
ビューン、ピタ。
パンパンパンっの後、止めずにフォール。
飛んできた新子がエギを持っていった。
そこそこの引きと重みで上がってきたのは、今日一サイズの胴長12cmだった。
これぐらいのサイズが数釣れればと思うが現実は甘くない。
次の1杯はこの日の最小サイズだった。
水面までしゃくってきたエギを何杯もの新子が追いかけてくるのだが、エギの手前でピタッと止まって距離をあける。
エギをフォールさせたり、水面で止めたり、2メートルほど沈めてステイさせたりとあの手この手を繰り出すが、なかなかイカはエギを抱いてくれない。
まったく、遊んでいるのか、イカに遊ばれているのか・・・。
そんな中、ボトム近くでエギをひったくっていった元気な1杯。
キャストしてカウントダウン後のひとシャクリ目で乗っていた1杯。
数もサイズも不満が残るものの、6杯を釣ったところでこの日は納竿することにしました。
新子と遊ぶには後一潮か二潮待つ必要があるかな~と言うのが本日の感想です。(^^)
本日のエギングタックル
ロッド
メジャークラフト 3代目クロステージ CRX-T862M
メバリングやアジングのフロートリグ用に購入したロッドだが、ライトエギングにも最適。
あまり釣れていないのでブログ記事にはアップしていないが、ケンサキイカのエギングにも使っている。
小さなケンサキの引きも味わえるし、胴長15cmを超えるようなアオリイカなら十分に引きを楽しめるだろう。
1本持っていて損はないロッドだと思う。
リール
ダイワ 14エメラルダス MX 2508PE-H
ライン
ユニチカ キャスライン エギングスーパーPEⅢ 0.5号
リーダー
YGKよつあみ GesoX フロロリーダー グリーン 1.75号
ヒットエギ
ヤマシタ エギ王Qライブ 2号 オレンジ虹グローカラー他
ヤマシタのエギ王シリーズはマイ・フェイバリット・エギ。
豊富なサイズとカラー展開で、よく飛びよく動く。
エギングのベースとなるエギとして最適だ。
本日の料理/アオリイカの新子の刺身
※画像はイメージ写真です。
アオリイカの新子の食べ方にも色々あると思いますが、我が家の定番レシピは何と言っても刺身。
やわらかく甘みがある身は、いくら食べても飽きません。(^^)
ひでさん、いつもすいません、中村です。
ひでさんが投稿いただくの、とても嬉しいです(文章の雰囲気も好きであり)。
暑かったと聞いていますが、海中は秋に向かってるんですね、いろんな釣りもの、いい季節になりますね〜
僕もこちらの海、二巡目、少し海のクセというか顔が見え始めてきました!
中村さん、おはようございます。(^^)
中村さんが沖縄に行かれてもう2年目になるんですね。
フェイスブックの写真を見ているとこちらでは見たこともないような魚の写真ばかりで、やっぱり沖縄の海なんだな~と変に実感してしまいます。(^^ゞ
海の状況をきっちりと見極め、お客さんに的確なアドバイスをして、しっかりと魚を釣ってもらう。
そんなキャプテンとしての資質に中村さんのお人柄がミックスされて、人気のボートになっているんでしょうね。
いつかぼくも中村さんのボートに乗って、沖縄の海で釣りをするのが今の夢です。
(かなり実現困難な夢だと思いますが・・・^^;)
色々と忙しくて釣りに行くこともままならない毎日で、当然ブログの更新も遅れがちで申し訳ありません。
今さらながらですが、ブログの文章(釣行記の部分)は「ハードボイルドな文章」を意識して書いています。
ぼくがハードボイルド小説が好きだからですが、云わば「ハードボイルド釣行記」として楽しくブログ記事を読んでいただければと思っています。(^^)