2017年11月30日。
夜な夜な、サヨリにボイルする大蔵海岸のシーバスたち。これを見ているとじっとはしていられません。
昨年は無事青物デビューを飾った次男に、次はシーバスデビューをしてもらうには絶好の機会。ということで次男を連れてサヨリパターンのシーバスを狙いに、夕マズメの大蔵海岸に出かけました。(^^)
潮・・・若潮の後の中潮2日目
水温・・・17度
天気・・・晴れ
風 ・・・西の風強し
時間・・・17時~20時
実は次男を連れて夜の大蔵にサヨリパターンのシーバスを狙いに行くのは今季2回目になる。しかし前回は2時間ほどねばったが、ほとんどボイルらしいボイルがなかった。
潮が悪かったのか漁師の網が入ってサヨリがいなかったのかは分からないが、日ムラがあるのは確かなようだ。
今回はボイルがあることを期待して17時に大蔵着。二人ともすぐに仕掛けを準備して、次男が最初に結んだルアーはハンプコーポレーション バース 130F ホロレッドベリーカラー。
またまた実はこのバース 130F。ここ2回ほど大蔵でサヨリパターンのシーバスを掛けたのだが、2回ともバラシに終わってしまっているルアー。バラシはいただけないが、サヨリパターンで活躍するのは間違いないはずだ。
そしてぼくは、同じく大蔵のサヨリパターンのシーバス&青物狙いで、先日48cmのハマチを連れてきてくれたシマノ クー 130F レンズチャートキャンディカラーを結んだ。
まだ明るさの残る海を見てもボイルは見えないが、とりあえず2人揃ってルアーを投げ始める。
少しずつ辺りが暗くなり始めた頃、海面に黒い塊ができて、ザワザワザワ~という音ともに移動したかと思うと、その真ん中で海面が爆発した。
ボイルだ。
「出だしたぞ!」
次男に声をかけ、2人してボイルが出たあたりめがけてルアーを投げる。
シーバスが見つけてくれるようにデッドスローでルアーを引くが、魚からの反応はない。
まあサヨリパターンでそんなにかんたんに釣れるとは思っていないので、反応がないのは想定内だ。
この頃からあっちこっちでボイルが出るようになってきた。どうやら今日は当たり日のようだ。
ここからは次男とは少し離れて、それぞれの立ち位置に出るボイルを撃つ。しばらくお互いにひたすらボイル撃ちをしていたが、横の方でルアーを投げていた次男から、
「来た!」
という声が聞こえた。
横を見ると次男のロッドが大きな弧を描いている。次男は必死でロッドを支えているといった感じだ。
すぐに次男の方に駆け寄る。
「どっちに走ってる?」
ヘッドライトを点けてラインの角度を見ようとしたとき、ライトの光の先でロッドティップが跳ね上がった。
「あ~!バレた~!!」
次男が叫ぶ。
「すごい引きだったのに~!」
次男の悔しさが伝わってくる。
ルアーをチェックしてみると、バース130Fのフロントフックの1本が伸びていた。フックがきちんと貫通していなかったのだろう。
ロッドの曲がりやドラグが出ていく様子、次男の話から考えるに70オーバーは間違いのないところだと思う。
悔しいがまだまだボイルは続いている。すぐに釣り再開だ。次男はバース130Fで水面直下を、ぼくはここでルアーチェンジし、アイマポッキー チリペッパーカラーでトップに出る魚を狙う。
水面が黒く盛り上がってサヨリの塊が逃げていくだけではなく、時折水柱が上がり、バコンっという捕食音も聞こえる。トップにも十分出るはずだ。
ボイルがあればボイルを撃ち、ボイルがなければルアーをフルキャストして広範囲を探ってくる。
いつものことながら、ボイルを待っていて何も起こらないからとルアーをフルキャストしたとたんに、ルアーをキャストしたところとは全く違うところでボイルが出る。
そしてこれまたいつものことながら、サヨリパターンで厄介なのがサヨリのスレ掛かり。スレで掛かるサヨリを外し、神出鬼没のボイルに翻弄されながらひたすらルアーを投げ続ける。
目の前でボイル。
軽くルアーを投げ入れてデッドスローで引く。
と、ごみを引っ掛けたような感じの重さを感じた。
ん?なんだ?
サヨリを引っ掛けたのならブルブルという独特の抵抗があるはずだが、そんな感じはない。
軽くロッドを立てるとサヨリではない、重量感のある魚の引きが伝わってきた。
「来たぞ!」
次男に向かって叫ぶ。
が、何か変な引きだ。それに、まあまあ重量感を感じるがドラグを引き出すような走りはしない。
ある程度リールを巻いたところでヘッドライトを点けて海面を照らすと小さな魚が見えた。
あれ?セイゴか?
魚の姿を確認して一気にランディングに持ち込んだ。
上げてびっくり、セイゴかと思った魚はハマチだった。
(ボイルが頻発していたので、いつでもルアーを投げられるようにすぐにルアーを外したので、写真はルアーを外した後のものです)
写真を見ていただくと腹のところに傷があるが、ルアーはこの部分にスレ掛かりしていた。だから変な引きだったんだ。
サイズを計測してみると45cm。
夜に青物が釣れるとは思っていなかったので、こんな奴が夜の闇に紛れてシーバスと一緒になってサヨリを追いかけまわしていたんだと少し驚いた。
その後、次男とともにしばらくねばったが、ボイルに翻弄されっぱなしで釣果の追加はならず。
それでもとりあえず次男はシーバスを掛けたし、ぼくは青物を釣ることができたということに満足して大蔵を後にしたのでした。(^^)
使用タックル
次 男
ロッド
ラテオ 10ML
リール
15 フリームス 3012H
ライン
よつあみ G-SOUL X8 UPGRADE 0.8号
リーダー
東レ スーパーL EX 5号
ヒットルアー
ハンプコーポレーション バース 130F ホロレッドベリーカラー
ぼ く
ロッド
ダイワ モアザン AGS 97M
リール
ダイワ 13セルテート 3012H
ライン
クレハ シーガー PEX8 0.8号
リーダー
東レ スーパーL EX 5号
ヒットルアー
アイマポッキー チリペッパーカラー
アイマポッキーについては今更ぼくがうんぬんすることはないが、このチリペッパーカラー、発売当初のカラーで、たまたまヤフオクで見つけて即バイトしたもの。
クリアボディの真ん中に真っ赤なリフレクター版があり、エラから腹にかけて部分的にホログラムが貼り付けられている。クリア・赤・部分的なホロとぼくの好きな要素が詰まっている。(^^ゞ
今売られているカラーもなかなか魅力的なものが多い。下のナチュラムではサマークラウン、ライムレモン、マットスチールピンク、マグマクリスタルあたりに食指が動く。
こんちわ。
私もポッキーは好きで買っていますがまだ使っていません。
しかも落ち鮎カラーなんで(汗)まぁ関係なく使わんとアカンとは
思っていますが、完全に収集家になりかけてます。
あぁ…魚が釣りたい。。。
ぞえさん、こんにちは。(^^)
アイマポッキーは色んな使い方ができますね。最近は他のペンシルに出番を奪われがちですが、サヨリパターンの時は活躍してくれます。
シャローだとヒラメもトップに出ますよね。ぞえさんのホームで投げてみると面白いかもですよ。(^^ゞ
こんにちは!
自分は明石近辺に住んでおり明石川でシーバスを狙いたいのですが、12月、1月に明石川にシーバスはいますでしょうか?また、釣ることは可能でしょうか?
よければ回答お願いします( * ´_` * )
しいまさん、はじめまして。管理人のひでです。
コメント、ありがとうございます。(^^)
最近、あまり明石川のシーバスをやっていないので正確なことは分かりませんが、12月中は十分狙えると思います。(1週間ほど前には釣れてるのを確認しています)
今の明石川は右岸・左岸ともに、海に流れ出す河口部から続くサーフが結構長く伸びているので、そこから海側に向かって投げるのが面白いのではないでしょうか。
またこの季節は夜に潮位が高くなるので、その時間帯なら河川内でも可能性はあると思います。
寒い中、回遊待ちでルアーを投げ続ける厳しい釣りですが、ランカークラスも期待できるのが良いところでしょうか。
1月に入るとさすがにシーバスは厳しくなってきますが、数は少ないですが、たまにヒラメが上がることもあります。旬の寒ヒラメはメッチャおいしいですよ。
明石川でランカーシーバスをぜひ上げてくださいね!(^^)
アドバイスありがとうございます!!ヒラメもあがることがあるとは、知らなかったです( ºΔº )〣( ºΔº )〣
頑張りますʕ•̀ω•́ʔ
しいまさん、こんにちは。(^^)
ヒラメもあがりますし、暖かい時季ならマゴチも上がりますよ。
産卵前のコンディション抜群のランカーシーバスはそろそろラストチャンスだと思うので、今が通い時だと思います。ぼくも大蔵のサヨリパターンが一段落したら明石川の様子もうかがいに行く予定です。
お互い、がんばりましょう!(^^)