2017年8月24日。
このブログにコメントを寄せてもらっているこばさんから、「大蔵海岸でツバスやらシーバスやらチヌやら、なんぼでも釣れてまっせ~!」というメールをいただき、次男とともにショアジギング釣行することに。

沼島で初青物を掛けたものの、バラしてしまった次男になんとかツバスを釣ってもらいたいところです。(^^)

潮汐表

※『大阪湾海上交通センター』より

潮 ・・・大潮の後の中潮1日目
水温・・・26.1度
天気・・・晴れ
風 ・・・南西の風少々
時間・・・3時半~7時




沼島のお盆釣行では太刀魚がよく釣れたため、場所取りも兼ねてこの日は暗いうちからポイント入りしてワインドで太刀魚を狙ってみることにした。

2人ともDUOの ワインド野郎 全蓄光カラーを結んで釣りを開始。フラッシュ蓄光器でたっぷり蓄光させてからルアーをキャストし、軽~くシャクってくる。

しばらく2人で黙々とシャクったが、まったくアタリはない。太刀魚はまだ早いのか?

1時間ほど何事もなく過ぎた頃、ようやく小さなアタリがあり魚がハリ掛かりしたが、少しリールを巻いたところでバレてしまった。

太刀魚にしては軽すぎるような感じだった。

そんなことを考えながらルアーを投げ返していると、隣でルアーを投げている次男が「カマス釣れたよ~」と声をかけてきた。上がった魚を見てみると30cm級の丸々と肥えたいいカマスだ。

(写真を撮り忘れました。m(_ _)m)

さっきバレた魚もカマスだったのかもしれない。

少し空が白んできたので、ここでルアーをチェンジ。次男は沼島で青物をバラしたコアマン IP26アイアンプレート マコイワシカラーに、ぼくはカルティバ 撃投ジグ 40g ピンクグローカラーを結んだ。

ぼくの方は少し仕掛けに工夫を施してある。これが上手くいけば後で種明かしをしたい。

キャスト開始。

次男はグリグリとリールを巻いては一瞬止めて、フォールを入れるようにしながらリトリーブしている。

まだ薄暗いということもあるので、ぼくはあまり速いピッチのジャークはせずに、ゆっくりとしたワンピッチで誘ってくる。

そうこうしているとこばさんが登場。昨日は大蔵でツバス1匹、シーバス1匹、チヌ3匹を上げたとのこと。得意のトップを結んでいるようだ。

ぼくはジグをキャストする。着底後、軽~いワンピッチジャークをしていると、ボトムから6~7回ジャークしたところで竿先にグンっと重みが乗った。

「ほい、来たよ!」

追いアワセを入れながら、こばさんや次男に聞こえるようにそう言ってリールをグリグリと巻く。あまり重量感はないのでツバスだろう。

手前まできて青白い姿が見えだすあたりから急に魚の抵抗は強くなる。右に左にと走り回る魚をいなしながら見てみると、仕掛けに施した工夫が功を奏しているようだ。

魚が弱ったところで隣で次男がおろしてくれたタモへと誘導し、無事タモ入れに成功した。

ツバス

ツバスが掛かったのはジグに付けてあるアシストフックではなく、その上のリーダーに結んだ自作のカブラ針である。

カブラ針

写真では少しわかりにくいが、カン付きチヌ針にスキンやらフラッシャーやらをセキ糸で巻いて瞬間接着剤で止めてある。

ハリのカンにリーダーと同じ6号のハリスを結び、それをジグの上30~40cmのところに、15cmほどの長さになるようにリーダーと8の字結びで止めた後、端糸でハーフヒッチで補強して結んである。

カブラ針は1本しかつけていないが、これを2本・3本と付ければいわゆるジギングサビキになる。ツバスクラスの青物には効果の高い仕掛けだ。

魚を処理してルアーを投げ返していると、今度は隣のこばさんが魚を掛けた。いつの間にかトップから鉄板(ビッグバッカー)にルアーチェンジしていたようだ。

魚は手前まで来るとやはり強い抵抗を見せる。足元の岸壁の隙間に突っ込もうとするツバスをいなして海面に浮かせたところで、ぼくが出したタモに魚はおさまった。

こうなると次男に何とか初青物を釣ってもらいたい。次男はひたすらアイアンプレートを投げ返している。

と、ここでまたこばさんがヒット。やはりビッグバッカーのようだ。これもぼくのタモに収まった。

さて、次男である。何とか釣れてくれよ~。そう思いながらジグをシャクッていると、こばさんが「あっ、来た?」というので隣を見ると、次男の竿が曲がっている。

「来たか!リールを巻け、リールを巻け!!」

そう言いながら自分のルアーを回収し、タモを持って次男の隣に駆けつける。次男は必死でリールを巻いているがドラグがジリジリと出ている。

「ちょっと巻くのを止めて!」

そう言ってリールのドラグをしめる。もうこっちの方がハラハラ・ドキドキである。

青白い魚の姿はもう見えている。足元まで来た魚は例によって岸壁のスリットに突っ込もうとする。

「前に手を伸ばせ!」

次男が手を前に出す。

「もっと出す!そこでじっと耐えろ!」

言われた通りに次男がそのまま耐えていると、魚はスリットから出て沖向きに泳ぎだした。

「水面に浮かせて弱らせるんや!」

次男は必死である。

「よ~し、タモ入れるぞ!」

タモを下す。

1度失敗して2度目に無事タモ入れに成功した。

ツバス

次男の初青物である

ツバスを持つ次男

雄姿も写真に収めておいた。

ツバス

細いので35cmくらいかと思ったが、計測してみるとギリ40cmあった。

目標の次男の初青物も無事達成し、こばさんも会社に行く時間ということでここで納竿としたのでした。(^^)

ツバス

帰ってから計ってみると、ぼくのツバスは43cm、カマスは29cmでした。




使用タックル

次男
ロッド
ダイワ モアザン AGS 97M

リール
ダイワ 13セルテート 3012H

ライン
YGK よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.8号

リーダー
東レ スーパーL EX 5号

ヒットルアー
コアマン IP26アイアンプレート マコイワシカラー


ぼく
ロッド
ダイワ モアザン AGS 99MH

リール
13ステラ SW 4000XG

ライン
ゴーセン 剛戦ジギング 8BRADO 1.2号

リーダー
東レ スーパーL EX 6号

ヒットルアー
カルティバ 撃投ジグ 40g ピンクグローカラー+カブラ針