2016年10月22日。
サヨリにボイルするシーバスを狙いに大蔵海岸に釣行しました。

今年は大量のイワシが接岸した大蔵海岸。シーバスもチヌも青物もたらふくイワシを捕食していたようですが、秋も深まってきたここにきてシーバスはサヨリを追いかけているようです。

難攻不落のサヨリパターンですが、さてどうなることやら。(^^)

 

潮流表

※『大阪湾海上交通センター』より

潮 ・・・小潮1日目
水温・・・23.6度
天気・・・くもり
風 ・・・おだやか
時間・・・4時~5時半

 
実は18日~20日まで、次男を連れて2泊3日で沼島に遠征していた。
その時の釣果はこんな感じ。

タチウオ

指4本クラスのタチウオ。

サゴシ

鉄PAN Longに喰いついてきたサゴシ。

ツバス

ソルトスキマーに出たツバス。

アオリイカ

胴長20cmのアオリイカ。

釣れるものは大蔵と同じものばかりで特に目新しいものはない。

ただ、何を釣るにしても場所取りの心配や隣とのオマツリの心配をすることはなく、ゆったりした気持ちで竿を振れるのが気持ちいい。

特にそれを感じるのはエギング。

大蔵のベランダに人がずら~っと並んでいる中ではエギを沈めることもままならないが、沼島では水深はあっても1分間でも2分間でもじっくりエギを沈めることができる。

これは本当にありがたいことだと感じた。

で、本題の大蔵のサヨリパターンのシーバスである。

これまた実は沼島遠征の前日に大蔵にアオリイカ狙いのエギングに出かけた際に、大量のサヨリにボイルするシーバスを発見。沼島遠征から帰ったらいの一番に狙おうと決めていた。

そして昨日さっそく狙ってみたところ、魚は掛けたのだが足元でラインブレイクしてルアーごと取り逃がしてしまった。

悔しさに眠れぬ夜を過ごして、(^^;この日のリベンジ出撃となった次第だ。

朝4時に大蔵着。

最初に結んだのはノースクラフトBMC 120F チャートピンクヘッドカラー。もともとは清流での鮎に付いたリバーシーバス用のスイミングペンシルだ。

スイミングペンシルと言ってもいわゆるシンペンではなく、フローティングなのが特徴だ。形状はサヨリパターンに使うようなルアーではないが、レンジはピッタリのはず。

まずはこいつをフルキャスト。デッドスローで引いてくると、ゴツゴツとサヨリに当たる感触がする。やはりレンジは合っているようだが、厄介なのはサヨリがかかってくること。

なにしろ本当に大量のサヨリがいるようで、いかにサヨリをハリ掛かりさせないようにルアーを引いてくるかも大切になってくる。

ただ、サヨリはいるがボイルが出ない。昨日と今日とで状況に変化があったのか?

ここでルアーをストームブーツ120F チャートバックホロカラーにチェンジ。同じくデッドスローで引きながらも、大量のエサがいる中でルアーに振り向かせるために、ショートジャークを入れて水しぶきとボシュッという音を出す。

時折ハリ掛かりしてくるサヨリの中にはサンマサイズも混じってくる。ルアーに掛かるサヨリだけを集めても十二分に釣果になる状況だ。

そんなことを考えていると、いきなりすぐ目の前でザザーッと音を立ててサヨリが逃げた。

ボイルだ。

すぐにルアーを投げ返す。

それからボイルが頻繁に出るようになった。が、ルアーに掛かってくるのはサヨリばかり。

ここでルアーをアイマ カーム110 アカキンカラーに。ぼくの中ではハンプコーポレーションのバース130Fと並んで、サヨリパターンのシーバスでの鉄板ルアーだ。

正直、こんなマッチ棒みたいなもので魚が釣れるのか?というのが最初の印象だったが、明石川でサヨリ付きのシーバスをよく連れて来てくれた。

こいつをフルキャスト。わずか11gのルアーだが、空気抵抗のないその形状から非常によく飛ぶ。

デッドスローで引いているとサヨリにゴツゴツと当たる。

と、ちょうどルアーの手前あたりでまたボイルが出た。

ゆっくりとルアーを通す。

ゴツゴツ、ゴツゴツ。

サヨリを掛けないように注意しながらデッドスローでリトリーブ。

ゴツゴツ、ゴンッ、ゴンッ。

ん?

少しリールを巻くスピードを上げると魚がかかっている感触。

またサヨリを掛けてしまったか?

もう少しリールを巻くスピードを上げる。

重い。

サヨリの重さではない。

ロッドをあおる。

魚が頭を振る感触。

シーバスだ!

そのままやり取りに入る。が、シーバスの方もイマイチ釣られたことに気付いていないのか、それほど抵抗する感じもなく素直に寄ってくる。

手前まで来たところでようやくエラ洗いを見せて抵抗しだした。

が、抵抗もそこまで。一気に取り込んだ。

シーバス

きれいな銀ピカのシーバスだ。

7

計測すると68cm、2.5kg。

サイズは少々物足りないが、昨日のリベンジが果たせたこと、難しいサヨリパターンで結果が出せたことに満足して大蔵を後にしたのでした。(^^)

 
使用タックル

ロッド
ダイワ モアザン AGS 97M

リール
ダイワ 13セルテート 3012H

ライン
YGK よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.8号

リーダー
東レ スーパーL EX 5号

ヒットルアー
アイマ カーム110 アカキンカラー