おはようございます。(^^)
今日もシーバスにラインを切られ、朝から大蔵海岸で小梅太夫になっていたひでです。(^^;

と、そんなどうでもいいことは置いといて…。

皆さん、スピニングリールというとダイワやシマノの機種を使っている方が多い、というかほとんどなのではないでしょうか?ぼくもシーバス用にはダイワのセルテート、ショアジギング用にはシマノのステラSWを使っています。

が、この度ちょっと縁あってアブガルシアのスピニングリール レボ ロケットに触れる機会があり、改めてアブガルシアのホームページでそのスペックを見てぶったまげてしまいました。

というわけで、今回はアブガルシアの超ハイスピード スピニングリール レボ ロケットについて書いてみたいと思います。(^^)

レボ ロケット

アブガルシアのリールというと、トモ清水さんなんかが使っているベイトフィネスのリールとか、替えスプールが付いて1万円ほどで買えるコスパ抜群のスピニングリールとか、一応その名前は知っていました。

しかしやはりリールといえばダイワかシマノでしょう、というのが正直なところだったんですね。

でもこのアブガルシア レボ ロケットのスペックを見て、これは一度使ってみたいと思うようになりました。

レボ ロケットには2000番、2500番、3000番の3つのサイズがあり、2000番は2000Sの1機種、2500番は2500Sと2500MSの2機種、3000番は3000Sと3000MSの2機種で、合計5機種のラインナップとなっています。

Sというのはたぶんシャロースプールのことで、MSはミディアムシャロースプールかなと思います。つまり同じボディサイズで糸巻量が違うわけですね。

で、何がそんなに気に入ったのか、何にそんなにぶったまげたのかというと、その最大ライン巻き取り長と自重の軽さです。

レボ ロケット

これはレボ ロケットのスペック表(簡易版)ですが、2000番サイズで最大ライン巻き取り長がなんと93cm!

ぼくが使っているダイワのセルテート2004CHの巻き取り長が75cm、シマノのライトゲーム用のリール ソアレ CI4+の2000HGSで81cmなので、(セルテート2004CH、ソアレ CI4+ともにハイギア仕様)レボ ロケットがいかにハイスピードの巻き取りを実現しているかがわかりますね。

(ちなみにレボ ロケットの“ロケット”というのはロケット並みのスーパーハイスピードということのようです)

シーバスに使うならPE0.8号がちょうど150メートル巻ける2500Sなんかがピッタリかと思いますが、これで巻き取り長は98cm。

ダイワ セルテート2510PE-Hで90cm、シマノ ヴァンキュッシュ C3000XGで93cmですから、これもレボロケットの勝ち。

そしてぼくが一番驚いたのが3000番サイズの108cmという巻き取り長。

1巻き108cmというスペックは、ダイワやシマノでは一般の汎用リールにはなく、ダイワならセルテートのHD仕様かソルティガ、シマノならステラSWクラスでないとこれだけのハイスピードギアはないんですね。

で、ここでもう一つ驚きなのがその自重の軽さ。

巻き取り長110cmのセルテートHD4000SHの自重は405g、ソルティガだと同じく巻き取り長110cmになる4500Hで自重610gもあります。

シマノでは巻き取り長105cmのステラSW5000XGで自重435g、112cmの6000XGで440gです。

これらに対してレボ ロケットの3000MSの自重はなんと234g!

ぼくは以前、ソルティガの4500Hを使っていたんですが、ジギング中心の釣りからプラッギング中心の釣りになってきたこと、また歳とともに少しでも体に負担の軽いものが良くなったことなどで、現在ショアジギング用にはステラ4000XGを使っています。

それでも、ステラ4000XGでも自重は380gあり、巻き取り長は95cmと、レボ ロケットの軽さ・巻き取り長には遠く及びません。

こうしてみるとレボ ロケットの234g・一巻き108cmがいかに軽量・ハイスピードかということがよくわかると思います。

実はぼくは、ソルティガ4500Hの前はシマノのツインパワー5000HGをショアジギング用に使っていたんですが、確か巻き取り長は97cmくらいだったと思います。

この巻き取り長でスライド幅の大きいロングジグをパーンとジャークすると、その時に出る糸ふけの処理が追い付かないんですよね。ワンピッチではなく、ツーピッチにしないと糸ふけが上手く処理できないんです。(ぼくが下手くそなせいもありますが…)

それで自重は重くなるけど1巻き110cmのソルティガに変えたわけです。これだとロングジグを思いっきりジャークしてもワンピッチで処理できるんですね。

でも610gは重い。最近出たセルテートHDの405gでも、やっぱり重い。

しかし234gという、汎用リールと同等の自重のリールで1巻き108cmの糸ふけの処理ができたら、ショアジギングがめちゃくちゃ快適になると思います。

ハイギア仕様のリールで気になるのが巻き重り感ですが、少しだけミノーを投げさせていただいた感じでは、心配するほどの巻き重り感は感じませんでした。

(スピンテールジグや鉄板系バイブレーションなど、リールのパワーが必要になるルアーでどうなのかは分かりません)

3000MSのラインキャパはPE2号が220メートルなので、ぼくのように1.2号とか1号とかのPEラインを使うなら十分なキャパです。

しかもハンドルノブは最初からビッグラウンドタイプなので、ショアジギングでジャカジャカ巻きやワンピッチジャークなどをする場合にも、しっかりハンドルを握ることができますね。

レボ ロケット

デザインもステラSWやセルテートなどを意識した(?)ような感じで、なかなかカッコいい。なんでも形から入るぼくにもこれは“アリ”です。(^^;

ボールベアリングは11個入りで、これはセルテートよりも多く、ヴァンキュッシュと同等の数字です。

これで3000MSのメーカー希望本体価格(税抜)は27,000円、実勢価格では20,000円を切る価格になっています。

いかがでしょうか?ちょっと気になりませんか?