メッキなどのライトゲーム用に使用しているダイワルビアス3000

ラインローラーの異音がひどくなってきたので
ローラーボールベアリングを取り寄せて交換しました。(^^)

かなり前の話になりますが、ダイワのセルテートが発売されたころ、
セルテートを買うか、シマノのツインパワーを買うかで
迷ったことがあります。

セルテートの剛性感に惹かれていたんですが
ダイワのリールはラインローラー部が弱くって、
ちょっと酷使するとすぐにシャーシャーと異音がしだすんですよね。(-_-;

これは最上位機種のイグジストなどのように
ラインローラー部のローラーボールベアリングが
2つ入っているもの以外は、セルテートであっても同じこと。

あれこれ悩んだ結果、恐れ多くも、湾奥のプリンスこと
大野ゆうきさんに「どっちがええと思いますか?」
と相談のメールを出しました。

大野ゆうきさんからはすぐに丁寧なお返事をいただきまして
どちらのリールがいいかはさておいて、

“ラインローラーからすぐに異音がしだす”という点に関しては
「ぼくは自分でベアリングを交換していますよ」
とのご意見をいただきました。

当時、自分でベアリング交換をするなど考えもしなかったぼくにとって、
これはまさに“目からうろこ”の情報でした。

ボールベアリングの価格は1つ1,000円程度。

これならラインローラーからの異音を気にすることなく
思いっきりリールを酷使することができる!
と、迷いが吹っ切れてセルテートを購入するに至りました。

ちょっと前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回、
ラインローラーからシャーシャーどころかギーギーという異音がしだした
ルビアス3000のローラーボールベアリングを交換することにしました。(^^)

ルビアス3000とベアリング

ルビアス3000と取り寄せたローラーボールベアリング。
右側に小さく映っているのがベアリングです。

ベアリングは近所の某釣具店で、リールの機種と番手、
欲しい部品の名前を告げて取り寄せてもらいました。
価格は消費税と合わせて1,080円です。

ベアリング

ローラーボールベアリングのアップ。

ルビアス3000展開図

まずはダイワのH.Pから『サポート』⇒『パーツ検索システム』の
『スピニングリール』からルビアスに進み、ルビアス3000の
『展開図(PDF)』を開きます。

そこからラインローラー部分だけを抜き出したのが上の図です。

22がラインが触れて回る金色のラインローラー部。
その中に21のローラーワッシャー、24のローラーリング、
そして今回の主役、23のローラーボールベアリングが入っています。

分解したときに細かな部品が揃っているか確かめるために
この図を確認しておきます。

ルビアス3000ネジ部分

ここから分解に入ります。

アーム部分のネジをマイナスドライバーで緩めます。
トトロが見守ってくれているから大丈夫。(^^;

ラインローラー部

ネジが完全に緩まるまではベール部分を引っ付けたままでネジを回し、
そこから部品が散らばらないように、アームの方にネジとともに
部品一式を付けたままでそっとベールを外します。

ラインローラー部分解

ネジからローラーを外し、ローラーからローラーリング、
ローラーボールベアリングを外して分解したところです。

上がラインローラー。
左からローラーワッシャー、ベアリング、ローラーリング、
そしてそれらを留めているネジですね。

ローラーリングがちょっと外しにくいですが、
フックの先でひっかけてやれば取れます。
外した時に飛んでいかないように注意してくださいね。

せっかく分解したので、汚れなどをきれいに拭き取ります。

ラインローラー部

古いベアリングを取り寄せた新しいものと交換し
外した時と逆の順序でラインローラーに組み込み、
ワッシャーとともにベールにネジで取り付けて完了です。

ルビアス3000とロッド

生まれ変わったルビアス3000。

これからメッキ、アジ、メバルなどを
爆釣してくれることでしょう・・・(^^;

冗談はさておき、ダイワのリールを使っている方には
ラインローラーからの異音が気になるという人が
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

ここで紹介したルビアス3000は現行モデルの旧の旧モデルなので
そのままでは参考にはならないかもしれませんが、
やり方の手順等は現行モデルでも同じです。

またルビアス以外のモデルでも同様ですし、
ラインローラーにベアリングが使われていない下位機種に
ベアリングを入れる等、リールをカスタムする際にも使えます。

ぜひご参考になさってください。(^^)

(※分解等はあくまで自己責任で行ってくださいね。(^^ゞ)

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