2015年9月6日、昨日のシーバス爆釣に気を良くして
大蔵海岸にトップゲームに出かけました。
前夜から小雨がパラつく中、
雨の合間を縫っての釣行。
さて、今日はどんなお魚が相手をしてくれるのでしょう。(^^)
※『大阪湾海上交通センター』より
潮 ・・・小潮2日目
水温・・・24.8度
天気・・・くもり
風 ・・・南東の風強し
時間・・・5時半~7時
雨が上がったタイミングを見て現地には5時半着。
気象庁のレーダーを見ると
何とか7時頃までは雨は持ちそうだ。
が、問題なのは雨よりも結構強めの風。
ラインが風にあおられると、ペンシルベイトを動かすときに
うまくラインスラックの操作ができない。
なによりも風で海面が波立っているので
トップのアピール力が弱くなってしまう。
少しでもアピールの強いペンシルを、ということで
エバーグリーンのシャワーブローズ フラッシュクラウンカラーを
最初に結んだ。
こいつはバス用ルアーだが、独特のビルデザインで
まさに“シャワー”を撒きちらしながらのドッグウォークは
強烈なアピール力をもっている。
12cm、26gの自重で飛距離も抜群。
昨年の夏の沼島遠征釣行では
74cmのシーバスを水面に引き出してくれた。
まずはこいつをフルキャストしてユッサユッサと体を揺らすように
ドッグウォークさせてくる。
が、いかにアピール力の強いシャワーブローズとは言え、
さすがにこの波の中ではいまいち存在感がない。
しばらく投げていたが、どうもしっくりこないので、
ここでルアーをD-CRAWのマリノ 105R サイトピンクカラーにチェンジ。
こいつはシーバスをメインターゲットにしたダイビングペンシルだ。
わずか16gの自重ながら驚異の飛距離を誇る。
やや体高のあるフラットサイドボディで、ヒラを打ちながらの
S字ダイビングアクションはなかなかアピール力が強い。
水面のみを動かすよりも、少し水面下に潜らせた方が
こんな日は効果があるかもしれない。
そう思いながらルアーをフルキャスト。
風と波があるので丁寧にルアーを操作する。
手前15メートルほどまでルアーをダイビングさせてきたとき、
ルアーの後ろで水柱が立った。
ミスバイトだ。
そのまま移動距離を短くしたドッグウォークをする。
ルアーの後ろの海面が盛り上がる。
またミスバイト。
何しとんねん!ちゃんと喰えよ!!
もう距離がないがほとんどリールを巻かずに
その場でのテーブルターンを繰り返す。
水面が爆発する。
が、これもミスバイト。
結局、そのままルアーを回収した。
カリカリするが、これもトップの楽しみのひとつ。
魚がいることが分かっただけでも十分だろう。
気を取り直してルアーをフルキャストする。
気持ち良くルアーが飛んで行った先で
1回、2回とダイビングさせた瞬間、海面が爆発した。
ロッドを立てると魚の引きが伝わってくる。
今の出方はシーバスか?
そう思ってやり取りに入るがそんなに引きは強くない。
何度かポンピングすると沖目で魚が浮いてきた。
チヌだ。
大した抵抗もなくグリグリとリールを巻いてくる。
そのまま寄せてきて無事タモ入れした。
計測すると46cm。
それにしてもここで釣れるチヌはヒレがピンっと張った
非常にきれいでかっこいいチヌだ。
それとここでトップに出るのはすべていわゆる“マチヌ”。
キビレは見たことがない。
いればキビレの方がアグレッシブだから
チヌよりも先にルアーに喰ってくると思うのだが・・・。
そんなことを考えながら写真撮影を済ませてすぐにリリース。
ルアーを投げ返す。
ゆっくりと、しっかりとアクションさせながらルアーを引いてくる。
今度はルアーが手前15メートルほどまで来たところで遠慮がちな水柱が立った。
チュポッという感じでルアーが海中へと引き込まれる。
ロッドを立てる。
魚の重みが乗った。
すぐそこでかかっただけあって先ほどよりも引きは強く感じる。
手前の敷石に突っ込もうとする魚を強引に浮かせる。
浮いてきた魚を見るとこれもチヌだ。
そのまま寄せてタモ入れした。
計測するとサイズダウンの44cmだった。
写真撮影を済ませてリリースしたところで雨がパラつきだした。
本降りにならないうちにと、ここで納竿としました。(^^)
使用タックル
ロッド
ダイワ モアザン ブランジーノ 109ML
リール
ダイワ 13セルテート 3012H
ライン
YGK よつあみ G-soul X8 UPGRADE 0.8号
リーダー
東レ スーパーL EX 5号