今やルアーフィッシングの世界ではなくてはならない存在となったPEラインですが、カットするためには専用のハサミが必要です。

「PEラインがスパっと切れる!」というパッケージの言葉を信用して購入したものの、実際に切ってみると全然そんなことはなくてストレスがたまる一方…。

そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

何を隠そうぼくもそんな一人だったのですが、この度ようやく本当に「PEラインがスパっと切れる」ラインカッターに出会えたのでご紹介したいと思います。(^^)

まずは今回ご紹介する3種類のラインカッターと、切れ味を試すために用意した3種類のPEラインをご覧ください。

次に3種類のラインカッターで3種類のPEラインを実際に切っている動画をご覧ください。(ぼくはユーチューバーではないので、あまりできのいい動画ではありませんがご辛抱を。m(_ _)m)

今回ご紹介するのは「スノーピーク ダインカット仕掛け AC-007」というちょっと変わった名前のハサミ。

これまでは400円ほどで買える「スミス PEシザース」を切れ味が悪くなったら買い替え買い替えして使っていたのですが、新品の状態でもPEラインをピンっと張っていなければスパっとは切れないんですよね。

PEラインとリーダーをFGノットなんかで結んだときに、PEラインの端糸をきれいにカットすることができなくてホントにストレスでした。

で、昨年くらいから試したのが「バークレイ ミニホットワイヤーラインカッター」。これは動画で見ていただいた通り、先から出る熱線でラインを焼き切るというもの。

熱線の温度は1200度だそうですから、PEラインはもちろんフロロカーボンラインもナイロンラインも触れれば一発で切れます。

こいつの優れているところはただ単にPEラインが一発で切れるというだけではなく、ラインを熱線で焼き切るために、切ると同時に熱によるほつれ処理ができるところ。

またリーダーの方にはコブができるので、これまでノットを組んでラインの端糸をカットした後は、ハサミをライターに持ち替えてほつれ処理やコブを作る処理をしていたのを、こいつひとつでワンストップでできてしまうわけです。

また風のあるような状況ではライターよりも的確な処理ができますね。

このように非常に優れたラインカッターなのですが、唯一の難点は電池の持ちが悪いこと。ちょっと使うとすぐに電池を消耗してしまう…。

だからこれはノットを組んだ時のPEラインの端糸処理だけに使って、それ以外にPEラインをカットするときにはやっぱりハサミを使いたい。

そんなふうに考えて色々探していて出会ったのが、今回ご紹介する「スノーピーク ダインカット仕掛け AC-007」なんですね。

これまで使っていた「スミス PEシザース」では、上にも書いたように新品の状態でもPEラインをピンっと張っていないと切れませんでした。で、ずっ~とPEラインカッターとはそういうものなんだと思っていたんです。

でも「スノーピーク ダインカット仕掛け AC-007」は違った!(^^;

動画で見ていただいた通り、PE0.3号、0.8号、1.2号とも、ラインにテンションをかけていないフワフワの状態でもスパッ、スパッと切れているのが分かるかと思います。

PEラインというのはこういう切れ方をするものではないと思っていたので、はじめて「スノーピーク ダインカット仕掛け AC-007」でPEラインを切った時には衝撃を受けました。

これまでの苦労はなんだったのか…。

ぼくが普段使っているPEラインは0.3号、0.5号、0.6号、0.8号、1.2号ですが、すべてスパっと切れます!

ホント、おすすめのPEラインカッターなので、PEラインがスパっと切れなくてストレスを感じている皆さん、是非試してみてください。(^^)


皆さんが使っているPEラインカッターで「これはおすすめだよ!」というものがあれば、是非教えてくださいね~。(^^)/